山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

パンクス今昔

みなさーん!サマーソニック、楽しんでいますかーー!?(叫)
今年のサマソニ、昨日の東京会場はセックスピストルズがトリだったそうで。

ワシがピストルズを見たのが1996年だから、12年前!?
当時、幼稚園生だった長女が開演前に、やって来ているお客さん達に先ず驚いてしまって、
「おかーさん!あの人、髪の毛がドォーーーッて立っているよー!!すごいよー!」と感動してロビーで叫んでましたっけ。
開演後はちゃんと大人しく見てましたけどね(本当に長女は何処にでも連れて行ける子供だったので、年齢の割には色んなロックのライヴを経験している<下手な洋楽ファンの大人より回数もラインナップも上)

で、ピストルズ
丁度数日前、CSで放送されていた最近のピストルズのライヴを見た直後なんで、昨日のサマソニでの様子も何となく推し量れるぞ♪というものです。

しかし、ワシがテレビで見た時は、一体、何時の?何処の?ライヴの様子なのか皆目分からなくて。
「とりあえず、ロンドン中のバカタレがピストルズの為に親子二代三代で集まって来やがっているな」って事だけは判りました。
そんな謎も、今は一瞬で解けてしまいます。便利な世の中ですな。
ビバ、目の前の四角い箱。

えー、調べた所に寄りますと、ワシが見たこのライヴは、「2007年11月8日から、ロンドンのブリクストン・アカデミーで5回の公演を開催したもの」のうちの一夜の記録のようです。
最初の話では「一夜限りの再結成」って事だったらしいのですが…日本にまで来やがってご苦労なこったな!(^^;
「儲かる」って判ったら腰が軽い事腰が軽い事w

でもジョンの声はよく通るし、楽器隊の皆さんもちゃんと演奏出来てて、現役感出てましたよ!
1996年に見た時はジョンの動きもまるっきり「ローレンス・オリビエ」でワシのけたたたましい笑いを誘ってくれたものでしたが。
今はもっとナチュラルにちゃんと普通のパフォーマンスをしてましたね(手鼻をかむのも巧い巧い<下品)

あと、「ナチュラルになった」と言えば、お客さんが!!
隔世の感を感じましたね。
厚化粧の人が一人も居ない!w
モヒカンは居るけど、正統派30センチ髪の毛垂直持ち上げパンクは一人も居ないんですよ!
鋲だらけの人も居ないし、犬の首輪をつけた人も居なくて、踊りながらお互いの首を絞めている人も居ない!
「なんてお客さんが健康的になったんだ!」(感動)