山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

踊り好きの血

とまあ、そんな事を、「ただ一人の男性を長年に渡って愛し続けると、一体、人間はどうなってしまうのか?」の公開実験中なワシに書かれたくは無いか。
でも、人生は続く訳で。
色んな山あり谷ありでも、基本、生きている事は楽しいですね。
義弟が自殺しても、お寺の坊主が糞ヤローでも、その埋め合わせになるような出来事は起きる。
ヒトサマに助けられる。だから生きていられる。
人生は続く。面白い。

夏休みも終わりに近づいてきて、ようやく長女は補習授業から解放され、遅れてやってきたたった10日間ほどの夏休みを満喫(ギター&ゲーム三昧の日々)しております。
「この前、取材に来たのが、コリン星人じゃなくて、せめてショコたんだったら、俺だってありがたがったのになあ」
などと言う。
色々と注文の多い女子高校生である。

その女子高校生は夕方になると変なスイッチが入るらしく、ワシが夕飯を作っている隣で一人、爆踊りをかましている。
「最近、踊り足りてないの?」と訊くと、
「変なスイッチが入ったらしくて、踊るのが楽しくて仕方ないー!きゃーー♪」とか言いながら怒髪天を唄いつつ、全力で踊っている。
(ヘソ出ているよ、ヘソ)

「まあ、クラブとかに行けば、大音量で音楽がかかってて踊れるんだけど、キミが聴くような音楽は、まずクラブではかからないねえ」と言うと、
「だからライヴに行って最前列で踊るしか楽しみが無いんだよ!」と長女。

そう言えば、実弟から貰ったiTuneStoreのギフトカード。
まだ全然手付かずの状態で、まるまる残っているんだった(思い出した)
フト、思いついて、検索をかけてみる。

___「酒燃料爆進曲」は登録されてなかったよorz

カップリングの「ヘベレケレレヨー」も良い曲で、「これならいくらiTuneStoreでも無視は出来まい!」と思っていたんだが。
思いっきり無視されてました_| ̄|○

「やれやれ、我々の道はまだまだ険しいなあ」などと言いながら、我が娘に伝わる「踊り好きの血」に感心してしまう。
ワシも十代後半から延々、ライヴで踊り続けている人生だった(周囲の人は誰も踊っていない__そんな習慣がマダ日本に存在しない__頃から踊っていた)からねえ。

ワシもそろそろ爆音の中で踊りたい頃になってきましたよ。(血中の踊り好き濃度が、「最近踊りが足りないよ!」と叫んでいる)