山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ピロウズ研究が人生のテーマなんです

日記のお客さんが着実に増えているので、ちょいとワシは困惑気味。
もともとは「シネスケ流れのヲチ者除け」の為に、ワシの人生の一大テーマであるピロウズ研究をこの日記に書き始めたのですが(書いててワシが面白いから)、そうなると、ピロウズで検索して訪ねていらっしゃるお方が増えたようで。

ピロウズのファンなんてそんなにおらんやろー?」
というワシの思惑を他所に、確実訪問者は増えている__という不思議であります。
ピロウズの人気も盛り上がってきたって事なんでしょうね、きっと。
新シングル「Ladybird girl」も初動で一万以上売れたらしいので、堂々、人気アーティストの仲間入りですよ。

ココ(日記)にワシが書いているのは、CDを聴いたり、ライヴを見たり、インタビューを読んだりして、勝手に自分で「じゃあ次の方向性はこんな感じになったりして?」「この作品はこんな気分で作ったのではないのか?」等々と予想を立てて、それに裏付けをとって検証を重ねて行く作業なんですが。
___コレが結構当たってて(ビックリ)ねー。
自分でも面白くて「自分の人生の研究テーマにピロウズを選んでヨカッタ!」と思ってます。

まあ、通常の場合。
ロックバンドというのはエンタテインメントであって、普通に人気商売ナンですが、ピロウズは異色で。
ココがワシが「人生の研究テーマ」に彼らを選んだ最大の理由なんですが。

つまり彼が(ピロウズ)がやっている事は、
「どんどん年を重ねて中年以降の年代になって行くのに、現役で(本来なら若者限定の職業である所の)ロックバンドを続けて行く。自分たちのやりたい音楽をとことんやり続ける人生を送ると、その先には一体、何が起きるんでしょう?人間はどうなってしまうんでしょうね?」
という公開実験ですよ、まさに。

今の所、まるで解散する理由もない(結成18年、右肩上がりし続ける希有なバンド)し、本人達も、
「いつまでも大きな音を出して、音楽で遊んでいたい」と発言しているので、今更解散という事はアリエナイでしょう。
解散するチャンスなら今まで数度あった筈ですし。

ここにあるのは純粋な音楽の喜びと興奮。一瞬の内に起きる奇跡の瞬間。
人間が人間に捧げる無私の愛情と共感、友情の物語。
21世紀の現代には、なかなかここまで濃い、人間VS人間の物語(しかも同性同士で)は見られませんぜ。
さあ、キミも!ポプコーン片手に最前列で見ませんか?