山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「ELVIS」で発見!2

この番組で初めて「フジ・ファブリック」を聴いたんですけど(遅)
想像と違ってて、思わず笑いました。
もっとロックでポップな感じをイメージしていたんですが(勝手に)
実際聴いたら、「ミクスチャー&お経」だったんで、爆笑してしまいました。

あと、今回、初めて「ゴーイングアンダーグラウンド」のヴォーカルが「普通に喋っている状態」を観たのですが、この人、歌っている時よりも喋っている時の方が断然、「良い声」なんですね。
高音と低音に、微妙にノイズ音が混ざった、凄くセクシーな「話し声」なのね。
「この声で歌えば良いのに…」<正直な感想。
今の「なんちゃって大江千里」みたいなヴォーカルスタイルは脱ぎさるべきだと思う<エラソー

あぁ、そして、この「ELVIS」での最大の発見物件!!発表します!!!
ドロドロドロドロドロドロ<ドラムロールです(念のため)

10-FEET」のみなさんですっ!!(叫)

もう、ひと目で好きになっちゃった。
いわゆるミクスチャー?なロックなんだけど(HIPHOPとかハードロックとかヘビメタとかレゲエとかもう、なんでもかんでもマゼコゼにした音楽)
すごく、センスが良い!ミクスチャーなのに、芯がちゃんと通っている!!
しかも楽しい&無茶苦茶エネルギッシュ!!!

「うわ、ヘビメタ?」かと思うと、いきなり物凄くポップな音へと、ダーと揺り返しが来る。
ズンガズンガ重戦車隊並みのリズムで迫ってくるかと思うと、次の瞬間、メランコリックに優しいメロディを紡ぎ出す。
「昔懐かしのハードロックやなあ」と思うと、次の瞬間、HIPHOPになってボーコーダーを通したような声を肉声で出して煽り始める。
「うははははは!!」あまりの楽しさにテレビ前で転げ回るワシ。

「とにかく楽しい音楽をやりたい!」「お客さんを楽しませたい!」「自分たちのために働いて、お金を遣ってくれるお客さんに応えたい!」という彼らの熱い気持ちがガツンと初見のワシにも伝わりましたよ。

MCも素敵。
曲の合間に「笑えー!笑ってくれー!」とか「強くなりてえなぁー!」とか。
「オマエラ、何があっても絶対死ぬな!自殺した奴は俺がブッコロス!!」とか。
妙にハートにガツンと来る言葉を出すんですよ。

最近の佐賀のライヴでは、「みんな寿命で死ねよ!みんなヨボヨボになるまで頑張って、生きて向こう行ったら向こうでまたライブでもしましょうや!」と言ってたらしい。