山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

Girls, Don't cry

先日、長女(15才)に聞いた話し。
そもそもは、どうも長女、学校で誤解されているらしい。
先日、学校内でトラブルが起こった際に思わず本気で怒った長女が、無責任な生徒連中にクレームを入れたら、それが思いの外、担任にとっては衝撃だったらしく、「その意見をクラス内新聞に書いても良いか?記名で」と言われたらしい。
「君が本当はクールで冷たい人間ではなくて、本当は色々考えて、情熱的に真面目に物事に取り組む部分を持っている人だと知らせたい」んだそうだ>担任。

「クールで冷たい人間!?」<衝撃を受ける母。
そもそもワシが産んだ子供で、ワシと一緒に生活してて、そんな人間に育つ訳が無いのに!!
何処を切っても真っ赤な血がダラダラ流れるようなキャラですぜ>我が娘。

ものすごい情熱家で激情型の人間なのに、「ふーむ、外側の人間から見れば、そんな風に見えるのかー」(感心)
と、なった次第であります。

多分この「クールで冷たい人間」という印象は、彼女が、「自分の一番大事な本心は、なかなか他人には見せない」(「気持ちが通じ合えなさそうな人には、自分の本当の顔は見せない」&「そもそも話しもロクにしない」)という行動規範から生まれたものなんでしょうが。
「なんだよ、世間ってチョロイもんだなあ」と単純に感心するワシ。

しかもそれに彼女の冷たいクールな容姿(実にクールビューティー)とほっそりと手足が長くて背が高いルックスが合わされば、「なんだか近寄り難いクールな美少女」の一丁出来上がり!ってワケかー。
「なんだよ、本当に見た目だけの世界ジャンかよ。上っ面だなあ、ドイツもコイツも」(思わず憤慨)

家では無邪気に踊ったり歌ったり、勝手に萌え話を延々ワシに向かってやったりする彼女であるが、実は学校では「心が冷たいと悪名高い彼女」であるらしい。

そう言えば、夏休みに担任がウチに家庭訪問に来て、「クラス内でのコミュニケーションが足りないような気がします」って言ってたな。この事だったのか!
ちょっと愕然とするワシ。

「いやもう、色々面倒だから、敢えて前に出ていって、徒労に終わるような事はせんでも良いから。本当に理解してくれる人が居ればそれはそれで良いやん?でも記名には賛成だわ。間違った事を言ってない自信があるんだったら、堂々と記名入りで載せればヨロシ」
と、言っておいた。