山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

でもやっぱり「ピロカメ」が聴けなかったのは辛かった

どうにもこうにもネット上で見かける「奥歯に物が挟まったモノの言い方」が気に入らないので、ココでワシの正直な感想を書き残しておく。

ハッキリ言って、この「new big bang tour」は、ピロウズのファンにとってはかなりツライものだった。
だってこれは「ミスチル桜井接待ツアー」ですよ?
なんでそんなものに(ワシが)お金を払って参加しなければいけなかったのか?
何故、桜井の「壮大なロマン」の為にワシ(ら)が協力しなければならないのか?
どう考えても納得が行かない。

てっきり本当に「対バンツアー」だと信じて、ウカウカと出かけていった我が身を蹴飛ばしたくなるくらいだ。
もう、ピロウズは完全に前座扱いであるし、全然「対等」な扱いでは無かった。
それは勿論、人気も売り上げも全然違うんだから仕方がない事なんだけど。

でも、もしもこのツアーに意味があるのだとしたら、「ピロウズに興味を持ってくれる人が増えたカモ」という一点のみでる。
ウワサでは「めざましテレビ」で取り上げられた日、東京に於いては、「レンタル店の店頭から一斉にピロウズのCDが貸し出されてしまった」という現象が起きたらしいが。
しかし、世の中の実際の音楽の隆盛というものが、「普段はCDを買って聴いたりする人ではない人たちの主導によるものであるという気がしてナラナイ昨今」であるので、この話しだけでストレートに、
「ま、ピロウズもいよいよ人気メジャーバンドへの道ね♪」と素直に喜べないへそ曲がりなワシorz

いや、だってさあ。今のままでイイじゃん?
毎年、素晴らしいアルバムを出してくれて、毎年全国ツアーに出てくれて、素晴らしいクォリティの作品を、ライブパフォーマンスを我々に提供し続けてくれる。
こんなバンド、滅多に無い。
「今年は最高!」と思わせてくれる、それを毎年感じさせてくれるバンドなんて他に居ませんもの。
これだけで十分、満足&幸せなんですよ、ファンは。

あぁ、でももう一つ、このツアーでの「良い事」があったわ。
それは山中さわおのご両親が「初めて」!!ピロウズのライブを揃って見に来てくださったと言う事。
自分の息子が一体、ナニをやっているのか?をなかなか認めてくれなかったあのご両親がついに…ねえ?と感慨が深かった。
あ、それともう一つは、このツアーにおける「ギター選手権大会」で真鍋代表がブッチギリで優勝したってry