山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

泣くギター泣かないギター

というワケでカラオケで「Smile」!歌いましたともさ、ああ、歌ったよ。
しかも「母娘」で!!
大不謹慎大会絶賛開催中ですよ。

いや、この歌は後半の「地獄の夜が明けた?♪」(<そんな歌詞は無い)以降の曲の展開が素晴らしいですよ。
「太陽の光は今、焦げるほど♪」って部分からの展開が本当に素晴らしい。
悲しみ?怒り?狂気?解放へと至る心の変遷がホントに素晴らしい。「ザ・名曲」ですな。
しかも歌ってて気持ちがいい。

「この地獄の夜を生き伸びた者にのみ、希望の朝は訪れるのだー!」と全世界に向かって宣言するような歌です。
「もう一回生まれ変わって、もう一回、タマシイの歌を歌うのだー!」という気持ちになれます。
なぜかこの歌を聴くと、いつも相米慎二監督の遺作「風花」を思い出します。
あの映画もこんな内容だった(気がする)

…もう、ピロウズ知らない人にはナニガナニヤラや日記ですな。
良いんです。もう、知らなくても。
許します!(<ハァ?)

たとえ真鍋吉明さんの「本当はトーキング・ヘッズかポリスに入りたかった」という夢(野望?)が叶わなくて、日本のあんまり_というか殆ど?全然??売れてない(失礼)ロックバンドで延々クネクネとギターを弾き続けてても、ちゃんと見ている人は見ているんです。
心ある人の耳にはちゃんと届いているんです。
その証拠が英語版ウィキペディアの「フェンダームスタング」の項目ですよ。
ちょっと他も調べましたけど、日本人ギタリストで他に取り上げられている人は居ませんでしたから。
大丈夫なんです!!(<何が!?)

実は今回のカラオケで気がついた事実が一つ。
ワシは少女時代、実は「ギターソロがダイキライ」だった。
ナンデか?と言うと、当時(1970年代初頭)は「ギターは泣いてナンボ」な世界だったから。

もう、あの「感情失禁状態のギターソロ」がとにかく苦手で(^^;;
「泣けばエライんかい、バカタレが。オマエのダダモレってるその感情を、ワシに押し付けるなー!下がれー!!キボディワデュイィーーッ!!!」というそんなコドモだった(今もあんまり変わってないが_つまりオバサンになっても「ワシはワシ」って事ですね)もので、「ギターソロになるとレコードの針を外す位キライ」だったんですね。

コレは今も変わらない。
「泣いているギターは嫌い」です。

あ、文字数が尽きた。続きは明日。