山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ヒトとして??

元同級生でココを読んでいる人も居るかもしれん。ので、書いておく。
「DVD見たよ」
(先日、元担任の退任記念で同窓会が行われたのだ<貧乏なワシは欠席。その様子やら、
パーティの前に上映された当時の写真を集めた映像をDVDにして、イガタ君_彼の
父上とワシの父は旧制中学の大親友_本当だったらココで恋が芽生えるのだが、三年間
席を同じにしてたのに、ついぞ恋は芽生えなんだった_が焼いて送ってくれた)
感想?感想はねぇ…

「なんて、ワシ、美少女だったんだ!!」(爆)
当時は「嫌な表情しているなあ」と自分の写真を観るのがイヤで、鏡も殆ど見ない
(コレは今もそうだが)ような人生だったので、気がついてなかったが、ふむ。
遠目には今の長女と似ている。
首がヒョロヒョロと長くて顔が小さくて、手足が長い不機嫌な顔した少女であった。

「まるで怒りを生きるエネルギーにしている顔だな」とはダンナ談。
おぉ、確かにそうだ。

自分を取り巻くもの全てが嫌で嫌でたまらなくて(当時既にパンクロックの
洗礼を受けていたし)、「とにかく、自分の周りにあるもの全否定」「みんなコロス!!」
ぐらいのイキオイで暮らしていたので(苦笑)
当時はまだ日本の悪しき因習が残っている時代で、外を見やればまだ恐竜がうろついているし、
夕方帰りが遅くなった小学生とかは、ティラノサウルスにパクパク食べられてたし…


……最近、娘にこの手の嘘が通じなくなってきたのでツマンナイんです。
だからついつい、日記に書いてしまいましたぁっ!!
ゴメンナサイ(棒)

えーっと、なんだっけ?
あう。そおそお。
「ワシは実は美少女でした@30年前」<もういいって。

で、同じDVDの中にその「元同級生達の今の姿」が写っているのだが。
まあ…確かにある意味、変わっては無いが、なんだろうこの、ワシの、
「勝ち誇った感じは!?」

ヒドイ、ニンゲンとしてあまりにもヒドイぞ、ワシ。
いきなりDVD見てて、立ち上がって、「よしっ!!勝ったし!!!」とかコブシを振り上げて
勝利宣言しているし。

ま、ワシの人生のテーマの一つが「年をとるのは難しい」な訳ですが、ココでまたそのテーマの
大切さが証明されてしまった訳ですよ。
多くは語りますまい。

ただ、30年前の写真とか見ていると、「みんなその後に過酷な人生が待っているとも知らずに」
トカナントカ、勝手にナレーションをつけてしまうワシであったのだった。