山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

しかも「アイリーン」「ランハイ」つき!(自慢)

もう明日に続くのメンドクサイから続きは今日書いちゃえ。

予想その2=「おじさんバンドなんだから余裕あるステージなのかな?」=×不正解
まるで「生き急いでいるかのようにパワフルなステージでした」
若いバンドは是非とも見習うように。
多分、去年のアメリカツアー効果か?
http://www.youtube.com/watch?v=RXRkPczei5k&search=the%20pillows <その模様はコチラにてどうぞ(重)

「ココで一生懸命力を出しきらないと次は無いかもしれない」と一つ一つのステージを大切にするようになったのはイイコトです。
実に真摯な姿勢で「最高のものを届けたい」と努力する姿は美しかった。
「ストレンジ・カメレン(=結成して6年経った頃作った曲)を作った頃は、その10年後にこんなに素晴らしい楽しい毎日が待っているなんて考えもしなかった。君たちのオカゲだよ!」と語る姿に思わずオバチャンも「ジュン」って来ちゃったンです<宇能鴻一郎

予想その3=「ツインギターの効果ってそんなにないのかも」=×不正解
コレには一番驚いた。
さわお氏弾く所のいつもならリズムギターが、今回は「もうひとつのリードギター」になるのが最新作「MY FOOT」の重要なテーマなんだが、CDではその効果がいまひとつ理解できてなかった>ワシ
(スタジオ録音では多重録音もあるので、その効果が今一つわかってなかった)

でもね、「ライブでその真価がやっと理解できたよ!」
リードギター二本状態は、まさに音の万華鏡。
ツインリードで音は変幻万化して厚みを持ってうねって、音が絡み合って、「すごい!3人編成のバンドだって思えないくらい音がスゴイよ!!」(ツアーにはサポートメンバーでベースが入るが)

そしてもう一つ、ライブで観て驚いたのは、真鍋氏のギターのエロい事!
「このギターは40才未満じゃ弾けないやね」と感心。
ソリッドで無機質なギター音が物凄く有機的なグルーブ感を持って演奏される。
その食い合わせの悪い事(爆)って言ったら!
まるでフルメタルのトカゲが透明の粘液をまき散らしながら壁をはい登っているような感じよ。
「どわ、コラ堪らん!未成年には聴かせられない音楽だわー!」と思った(^^;

博多DRUM-LOGOSはリーダーのさわお氏自身が「世界で一番好きなライブハウス」と言っているくらいだから夕べはあんなに盛り上がったんだろうが。
ファンも素晴らしかった。
「MY FOOT」大合唱も素晴らしかった。