山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ワシはヒロミ(岡)

で、ダンナの深夜の悲鳴はやはり、「塗装の失敗」が原因だったらしい。
朝、ワシに向かって、
「ねえねえ、見た?ヒドイでしょ?」と半泣きで聞いてくる。
しかし、ワシには何処をドウ失敗してるンだか皆目見当がつかない。
「何処が?」と思わず本気で聞いたら、
「そっか、判らないんだ。判らないのか、ふ??ん」とか言うし。
そもそも完成図は君の頭の中にしかないんだから、塗装途中の段階での具合を見て、「ホレ、ここんところが失敗でしょ?」とか言い当てる事は出来ないよ。
ワシは神ではなし(君にとっては女神かもしれんが、グヒ♪)

しかし、パート。うーむ。
チーフに良いように毎日、ビッシビシ鍛えられている。
のでワシには、
「こ、コレはもしかして、チーフがワシが憎くてなさっているのかしらん?憎まれるような事、ワシ、何かしたかしらん??」という疑問がフト、頭をもたげた訳だが(だって、他のパートの皆さんはココまでビシビシ鍛えられてないもん)
今日、フトした事で、その事情の真実が判明。

ワシがいつものようにチーフに横につかれてマンツーマンで指導を受けていた所、パートの先輩が、
「あ、ワタシも勉強になるから、横で見てていいですか?」と言って、ワシの背後からチーフの手技を見学しようとしていたら、なんとチーフが彼女に向かって、
「オマエにこの修業はまだまだ早いわ!」と叫んだのだ(ビックリ)
「オマエがこの修業をやるのは、まだ先じゃ!」とおっしゃった。

なんとチーフ、このワシに見どころが在ると睨んで毎日、ビシビシしごいているらしい(汗)
道理で他のパートの人には求められないような事をイチイチ、毎日、ワシに求めてくると思ったよ。
いやはや、チーフにそこまで見込んでいただけるのは在り難いが…
「どうせパートなんだから、テキトーで良いですよ?」<本音
時間給でのおつきあいなんだから、あまり大きな事は要求しないでください(哀願)
と、言う訳で。
「まあ、チーフもワシへのシゴキを憎くてやっているんじゃいないのなら…」とすっかり「スポ根もの」みたいな気持ちになってきて、
「ご指導願います、コーチ!!じゃなかった、チーフ!」とか言っている最近のワシである<乗りやすい性格