山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

甦るケータイ伝説

世の中には、人によっては「生まれてから一度も選挙に行った事が無い」というお方もいらっしゃるだろうが(実はワシの友人にも居る。しかも複数名!)、実はワシは「ちゃんと毎回選挙に行く派」である。
投票するアテが無くてもちゃんと行って投票する。
「コイツは当選させたくない」と思ったら、対立候補に投票する…と言った「消極的投票」をもっぱらヤル派であるが、まあ、なんとか「国民の義務だし」と日曜日になればせっせと投票所に出かけるタイプである。

で、今回も朝からosXに乗り換え作業(実は昨日から延々と作業中)に煩悶するダンナの首根っこを捕まえて、「さあ、脳を煮やしてないで、投票に行くわよ」と家から強引に連れ出す。

なんとなく投票する人と政党は決めているモノの、実際、今回比例区で投票するつもりの政党は「実は人生において一度も投票した事の無い政党」であるので、「本当に良いのだろうか?」としばし考える。
でも考えてみても他に投票したい政党が無いので、「んーなんか負けた気分」と言いつつ、投票所でその政党の名前を書き込むワシ。

ウチの近所はかなりな田舎なので、「選挙は大切なお祭り」である。
近郷近在のお年寄りが候補者の演説会なんかに出かけて行っては、「エイエイオオーー!」とトキの声を上げたりするのが「大事な村の行事(娯楽?)の一つ」でもある。

で、実際、投票日に投票所に集っては投票所周辺で顔見知りと立ち話をするのもまた楽しい(らしい)
「いやはや、みんな楽しそうだなあ」とソレを横目で見ながらお昼ご飯の買い出しに出る。

長女が先週のリベンジで、午後からお友達の家に遊びに行くので大急ぎで昼ご飯を作り、長女を送り出す。
するとコオニタンがダンナから貰った「水没したケータイ」で遊んでいるうちにソレが稼働しているのに気がついた。
「アレ?動くようになったんだ!」と驚いていたらダンナも「ゲーー☆」と言っている。
ダンナが物凄く気に入っていた使いやすくてカメラの性能も良いケータイ(^^;
「なんだよ、動くじゃん!」ダンナ、悲鳴を上げる。

「アナタの新しいケータイだって200万画素が自慢なんでソ?」と半笑いでイジワルを言うとダンナ、むくれた。
「もしかしたら水没したデジカメもその内復活するかもね」と言っておく。
明日はちょっと電池を入れて試してみよう。
そして動いたらコッソリワシのモノにしてみよう。とか考えた。