山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

本日はチラシの裏に書いてます

昨日の始業式が終わったら、もう今日はテストだし>長女
「準備って出来ているの?」と朝から聞くと、
「夏休みの間中勉強してたのは、コレの為なのになあ」とボヤク。
「だからそんなに自信満々で、昨日は半日ゲームなんかしてたのね」と言うと、
「へっへっへー」とか言っている。
のん気なお嬢さんである。

さて、テレビではアメリカのハリケーン被害の報道。
「うーむ、まさに『ランド・オブザ・デッド』(ゾンビ注意!グロ苦手は避けるの推奨= http://www.lotd-movie.jp/top.html)だなあ」とテレビにくぎ付けになる。

「このアタリはせっかくアメリカの国内奴隷養殖地帯なのに、もっとアメリカ政府は国内の奴隷を大事にした方がいいのにねえ」と考えたりする。
まあ、ブッシュにしてみれば、「これで貧困層が一掃できてヨカッタ」と思っているのかもだが<鬼

しかしハリケーン襲来当日からはもう既に数日経過している。
「コレが映画ではなくて現実」というのが本当に恐ろしい>アメリカという国。
ハリケーンの被害から命からがら逃げだす事が出来ても、水も食料も無くこの暑さの中衰弱して死んで行く人たち。
「コレが文明社会での出来事ですか!?」と愕然とした次の瞬間、暗たんたる気分になる。

「きっとこの地域からも沢山の予備役についてた(貧乏人階層出身の)州兵とかがいっぱいイラクに派遣されているんだろうなあ」と思うとまた暗くなる。
「貧乏人は金持ちから搾取され、アメリカという国を繁栄させる為にはその最後の血の一滴までもが絞りとられる」と告発したのは映画「華氏911」だったが、このハリケーン被害を伝えるニュース映像はあまりにも皮肉(というか理屈から考えれば当然の「起こり得る事」として予想できた事)だ。

コレでマタ原油価格が高騰してガソリン代も値上げ。
身の回りのもの、なんもかんも値上げ。

「とりあえず、イラクに送った自衛隊をこのハリケーン被害地に送って救援にあたる事はできないかしら?」と埒もない事を思ったりする。
ブッシュの腰が重いのが本当にガックリ来る。
コイツ、自分の利権絡みでないと本当に動かないのね。
なので「国内奴隷は大切にしろよ」(普段は奴隷として使っているクセに肝心のその奴隷が災害に遭ってもほぼ放置)と再度思う。