山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

猫共の反応

行きは三時間ほどかかってあまりの暑さに家族三人(コオニタンを除く)軽い熱中症にかかってしまったお盆帰省であったが、実弟には会えなかったが弟嫁や甥っ子に会えてヨカッタ。
(甥っ子はウチのオネエチャンズが大好き)
帰り道は渋滞しててもスムーズに車は流れていたし(瞬間的に久留米で引っ掛かったりしたが)、夜の間は涼しくて快適なドライブだった。

漆黒の闇の中(ホラ、山奥の田舎だから)家にたどり着いたら予想通り、猫共が三々五々、家に帰ってきた。
長女が「この丸二日の間猫を放っておいたから、猫が愛想を尽かして家出してたりしたらどうしよう!?」と言っていたので、
「そんな事無いよ。家にクルマが帰ってきた気配を感じ取ったら、猫共は山から下りてきて、ボチボチ家に戻ってくるよ」と言っておいたらその通りだった。

まず、家の前の道路に珊瑚が座って待っていた。
この猫の事が留守中、一番心配だったので、急いで抱き上げて様子を見てみる。
すると心配していた下半身のドロドロもなく、お尻も綺麗でサラサラしていた。
「排便はちゃんと全部自分で出来たみたいね」と一安心。

するとクルマから荷物を下ろしている間に甚五郎登場。
「甚五郎は家族に捨てられたと思って、一週間くらい山にこもって帰ってこなくなるかと思っていたよ」と長女が言う。
いやいや。
甚五郎ちゃんはこう見えても、「物凄く人間(家族限定)が好き」なんですよ。
とりあえず抱っこされて撫でてもらえないと寂しい猫なので、家族の気配を察したらスグに帰ってくるものと母ちゃんは信じていたよ。

そうこうしていたらしばらくしてクル大王のお帰り。
ノッシノッシと床を踏みしめて、「なんだ帰ったのか」とワシらニンゲンを「ちらり」と眺める。
「ゴメンねクルちゃん、置き餌、あんまり食べなかったのね」と言うと、「フン」という態度で頭を擦り付けてくる。

夜のうちにジュエル(ウチの家族で一番の嫌われ者・ワガママ牝猫)が帰ってこなかったので、
「やった!プライドの高いジュエルがウチの家族に愛想を尽かして家出したぜ!」と喝采を揚げていたのだったが(<とにかくジュエルは性格が悪いので、長女以外の家族に嫌われている<長女は自分が育てたので可愛がっているが、それでもよく鼻の先を思いっきり噛まれたりしているし)。

一夜明けたらちゃっかりジュエル、長女のベッドで一緒に眠っているし(--;
「ちっ、帰って来やがった」残念がるワシら夫婦とコオニタン。