山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ジュエルと甚五郎

裏庭の沙羅(夏椿)の花が咲いて、すっかり初夏ですな。
洗濯物を干した後、一階の寝室のテレビをつけ、貴乃花の発する毒電波を全身で浴びていたら、何故か風呂場から「ビッタン、バタンガタン」と変な音が聞こえてきた。

「?なんだろう?」と思いつつも毒電波から離れられず、「ふーん」としばらくそのままテレビを見てて、それでもやっぱりモノの10分も見ているとこの毒電波攻撃に耐えられなくなって、テレビを消した。
そしてナニゲに洗面所に行って驚愕!

……何故除湿器の裏で大きなトノサマガエルが白い腹を見せて、でろぉ??んってひっくり返っているんですか?(--;

思わずヨロヨロとそのまま廊下に出ていって、あまりの気持ち悪さに「ギョエーー!!」と叫んでしまう。
するとその叫び声を聴いて、洗面所にいたジュエルが驚いたらしく(ワシに怒られたと思った??)物凄いイキオイでワシの横を走り抜けて玄関から外に向かって飛び出していった(スリッパ入れのカゴを蹴飛ばしてぶっ飛ばしながら)<体重、僅か2.5キロのクセして(--;;

思わずその大声モードのまま、二階にいるダンナに、「カエルーカエルー!トノサマガエルー!!」と叫んで、トノサマガエルの死体を処理してもらう。
「うわ、コレまだなんだかビクンビクンしているんですけど」と言いつつ、ダンナ、蛙を裏山に投げ捨ている__そんな所に捨てちゃうと、またジュエルが拾って家の中に持ち込むのに(--;凸
去年もこーいう事があったな。
ジュエルが振り回して遊んでいたトノサマガエルを、「家の中に持ち込まないうちに」と気を回して半死状態のままジュエルからとりあげて、隣のミカン山に投げ込んでおいたら、何故かサンゴがソレをくわえて家に戻ってきちゃって、それを見つけた甚五郎が面白がってそのトノサマガエルの死体をベッドに持って入ってきちゃった。

…もう心臓マヒで死ぬかと思いました>ワシ(ベッドにトノサマガエルの巨大な死体が転がっていた様子を思い出すだけでもう…)

ま、猫を飼うってのはつまり、そーゆー事なんですけどね。
最近は何故か甚五郎が家にずーっと居てくれるので嬉しい。
「なんだか甚五郎ちゃん、ウチの飼い猫みたいじゃない?」などと言ってみる。
ジュエルとの間に起こるもめ事は相変わらずであるが、甚五郎ちゃん、珊瑚とはなんとか上手くやっている(一緒にベッドで寝ているし)
クルには相変わらず全身で甘えっ放し。