山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ヤマモモのシロップ漬け

まー、相変わらず朝から毒電波が放電されっ放しなテレビの世界であるが(田舎に住んでいると、外の世界との接触がテレビしかない)、まさに「他人の不幸は蜜の味」だなあ。
これで経済も廻るし、テレビのスポンサーはウハウハ、結構な事だわ。
相撲も同門対決とかバンバンやってりゃあ今みたいな事にならなかったのにねえ。とか言ってみたりして。

それにしても、「子供というのは裏切った親を絶対許さないものなんだ」なあと実感。
子は親の不倫を絶対に許さない。
親の婚外セックスを絶対に許さない。
そんな事を貴乃花の開いた瞳孔を見ながら考えた。
貴乃花は「オレが今まで払わせられた(愛情の)負債を、オマエラが全部払い直して俺を慰めろ」と言っているような気がする。
それもこれもテレビの毒電波のせいかもしれんけど。

さて実生活の方は静かなもんで、ボイス連れて山に入っては走ったりヤマモモの実を収穫したりしているのだが、このヤマモモの実が、集めるのが結構大変。
勿論、イチバン良いのは木に登って直接枝ごともいでくるのが良いのだろうが、なんせ「木がでかすぎ」(--;
なので、頭の上にたわわに実ったヤマモモを見上げては、「あのヤマモモは酸っぱいに違いない!」と言う(<ココントコロで笑ってね)しか無いのだが、手近に竿でもありゃあ枝先の実を叩き落とす事も出来るのに、山の中ではそんな竿がある訳でも無く。

「うーん、どうしよう」としばし悩んで、近くに落ちていた木の枝を拾い(長さ1メートルくらい?)、ボイスを近くの杭に繋いで、とりあえずその枝を山桃の枝先に向かって投げて、実を落としてみる。

すると結構上手い具合にパラパラと、赤く熟した実が落ちてくるのでソレを下で拾って集める。
「こりゃあいい具合だわ」と何度か投げていたら、投げた枝がボイスの腰に「どすっ」と落ちてきて命中し、ボイス、山の中で突然背中に衝撃を受けたので跳び上がってビックリしちゃう(^^;

「あ、ごめんごめん」と言いつつ作業続行。
20分ほど掛けて袋イッパイに綺麗な実を集めた(しゃがみ続けて拾うので股関節が痛くなる)

で、ソレを砂糖で煮込んでシロップ漬けにして毎朝食べている。
タネが大きいのでちょっと食べにくいが、まさに今の旬のお味。
こうしておけば日もちもするしゼリーも作れる。
しかし、煮込んだら量がちょびっとにしかナラナイのね。そこがチト寂しい。