山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

チャン・イーモウに嫌がらせ・「ギャロ=ヒロシ」説

図書館の日。
早朝から並んで開館を待ち、図書館入りする。
久しぶりに開館前に並んだが、ホームレスの人が一人も居ない!?
「なんでだ?暖かくなってきたから??」と不思議に思いながら、ビデオと本を返却。
すると、今まで工事中だったビデオリブラリーが完成していて、ひろーいガラーンとした場所に、チョコっとだけ映像資料が並ぶ妙に立派な(内容の貧しさにそぐわない)コーナーに変身していた(^^;

「さーって何を借りようかな?」と悩んで、単に、個人的に、精神的にチャン・イーモウに嫌がらせをする為に(ワシが脳内で嫌がらせをしているだけであって、チャン・イーモウ本人は痛くも痒くもないけどね)、「ハイ・ジャック 台湾海峡緊急指令」(1988年)http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD16203/ なんか借りてみる。

コレは名作(と、ワシが勝手に認定している)「テラコッタ・ウォリア」(1989年)http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD15932/ 同様、「チャン・イーモウの経歴から抹消された映画」である(そんなに過去が恥ずかしいのか!?)

「いつかこの映画を見て、チャン・イーモウに嫌がらせをしたいなあ」と考えていたので、ちょうどヨカッタ。
実はこの、福岡市総合図書館、福岡市が主催する「アジア文化賞」をチャン・イーモウが受賞した時に、「記念上映会」と銘打って、この映画(「テラコッタ?」と「ハイ・ジャック」)を上映したという、とってもナイスなグッジョブをやってのけた前歴がある(思わず影でガッツポーズをとったワシ)

「わはは、世界的な名監督なんて言い張ってもお前の出自はまるっとお見通しだ!!」と言わんばかりのナイスなセレクト。
この時、一緒にチャン・イーモウは上映会場(図書館)で、「記念講演会」もやった筈である。
あぁ、ナマで見たかった!!(<黒い黒すぎるぞ、ワシ)

家に帰ってきたら、ダンナが「ブラウン・バニー」を観賞中であった。
「どおよ?」と聞くと、
「こんな男の脳内妄想をあからさまに映画にするな!っつーの」と言いながら大憤慨している。

仕方ないので、
ヒロシです…公園で一人で泣いている女の人ば見かけると、ついついスキになってしまうとです…」と言ってみた。
するとダンナ、
ヒロシです…その女の人がつけているペンダントを見ただけでスキになってしまうとです…花の名前なら尚更…」と切り返してきた。
笑う。