山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

操車場見学・思わぬ再会

今度福岡に新しい地下鉄が出来る。
開業は2月3日であるが、もう設備は殆ど出来ていて、夕方のローカルニュースとか見ていると、地域住民を招いての試乗会の様子とか駅構内の探検ツアーとかを報じている。

で、そんな中、噂で「操車場がもう出来ていて、電車が並んでいる」と聞いた。
「コレは是非とも電車好きのコオニタンに見せてあげたい」親心が湧いてきた。
「電車、見に行く?」と言うと、「見るー」と返事するコオニタン。
「じゃあ出かけてみますか」と環状線を走りながら、「操車場ってドコよ?」とキョロキョロしながら探すと、あったあった。

巨大な建造物の背後を広いフェンスで囲った地域が目についた。
「アレだ」と言いつつ近寄ってみると、広い敷地に線路があって、車両がズラーと並んでいた。
新しい地下鉄の車両は(従来のJRとの相互乗り入れをしている市営地下鉄と比べると)幅が狭くてかなり小型な印象。

「わ、可愛い!」と言いつつ線路の上で整然と並びながら出番を待っている緑の車両を眺める。
操車場にはこの操車場内で車両を牽引する為だけの小さな機関車(?言い方がよくワカラン)も一台置いてあって、その姿が何とも可愛い(これまた小型で「電車界のホビット」という風情)

「可愛いねー。新しくてキレイねー。あはははー」と操車場を見学する親子であったが、フト、「そういやあコオニタンは新幹線にも乗った事なかったんだっけ」と思い出し(せちたろーの幼女時代は犬を飼ってなかった事もあって、年に一回位は家族で旅行していたので、飛行機も新幹線も経験がある)、急に不憫に思えてきて、
「新幹線くらい、乗りたいよねえ」とコオニタンに言ったら、
「いや、普通の電車でもイイんだけどね、乗りたいね」と言われたorz
電車に乗る用事がない母親でゴメンよ。

犬猫どものフードを買いにコストコへ。
すると店内でカメラマンのFくんと偶然会う。
彼がフラリとウチに遊びに来たのが、もう一昨年の夏だったから、一年チョットブリである。
「うわー、久しぶりー!」と立ち話。

「あの年賀状の写真、誰の撮影ですか?」と聞かれる。
「あ、ダンナが」と答えると、
「誰かに依頼したのかと思った」と言われる(照)

海岸の夕方の太陽光線を利用して撮った旨伝えると、
「あぁ、ソレは効果が大きい!正解ですよ」と言っていただく(恐縮)
彼の奥様に会うのは5年ぶりくらい。
しばしおしゃべりをする。