山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

初映画で初笑い

昨日、張り切りすぎたせいか朝起きるとチョットだるい。
「あ、シマッタ新年早々風邪の引き始めか!?」と冷や汗が出る。
それでも雑煮は作らなきゃ。
起き出してせっせと雑煮作り。

例年、博多式、もしくは熊本式の雑煮を作っていたが、どうも子供たちの食いつきが悪いので(オトナには評判がいいのだが)、今年はいっそ思い切って、「我が家オリジナル雑煮」をひねり出してみた。

出しでさっと牛シャブ肉に火を通し、すぐに肉を引き上げたら出しのアクを掬い、塩とお酒、コショウで味を調えて、火を止めたら椀に注ぎ、焼いた丸餅と肉も椀に入れ、刻んだ水菜をタップリ乗せて更にその上に大根おろしと刻んだ柚子を乗せ、青ネギの小口切りを散らして出来上がり。

生協のかまぼこやらも切ってお重に詰め、昨日作ったお節も詰めて食卓に並べる。
ウチは親戚も少ないので子供たちにはお年玉を貰えるアテも無く、カワイソウな事この上ないが、とりあえず、貧乏な母から心ばかりのお年玉を与える。

子供たちのリクエストで新年早々「映画の日」でもあるので、映画を見に出かける。
お題は「カンフー・ハッスル
ワシが尊敬して止まないチャウ・シンチーの最新作(劇場公開日)
前作「少林サッカー」から二年、「待ってましたっ!」な気分である。

道路はドコもガラガラでスイスイシネコンに着いてしまう。
「いやー、いつもこれくらいだとイイねえ」と言いながら、シネコンが併設されているショッピングモールの中に入ったら、物凄い人出!!
「どっからこんなに人が湧いてきたんだー!?」(多分、福岡全土)と言いつつ、先ずは映画のチケット購入。
子連れなので吹き替え番で見る。

客の入りは全体の1/5程度。映画の日でもこの程度(^^;
映画の方は、と言うと・・・ワシはね、生まれて初めて楳図かずおの漫画「まことちゃん」に出てくる走り方を実際にやっている人類を見たよ!
カンドーしたっ!!
あと色んな映画のパロディネタやらブルース・リーネタも満載で、笑いすぎて笑い疲れた(「ロード・オブザ・リング」ネタもあったと思う)
少年時代、ブルース・リー映画のほぼ全作品を劇場で見たダンナには相当ツボだったらしく、涙流して笑ってたよ。

晦日に買い忘れてた糸コンニャクを買って帰宅。
夕飯は大晦日に食べ損ねた(コオニタンが寝ちゃったので)出雲の美味しい蕎麦をお節とともに食べる。