山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ロケ隊が来る?

朝は寒かったが、麗らかな日差しが気持ち良い。
ダンナが久しぶりにボイスと散歩に出かけて帰ってくるナリ、「すっかり春めいてきたねえ」と言う。
まだまだ寒いが、一月中とは空気が違う。
寒い間には見かけなかった野鳥が出てくるし(<ドコから?)水仙も花盛り。犬フグリも咲いている。
子供達も、入れ替わり立ち替わりワシのトコロにやってきては、「ねえねえピクニックに行きたいと思わない?」「お弁当持って出かけようよ」と言う。
そうだよねえ、「寒いから」って家に籠もっているのに飽きたね。

今日は子鬼の幼稚園に、ディズニーシ●からパレードの(?)ダンスチームがキャラバン隊としてやってくるので、いつもよりお迎えの時間が一時間遅い。
ので、陶芸に出かける。

お迎えの時間が一時間遅いと余裕だな?。
素焼きが終わった傘立てを石で擦って仕上げたり、冬休みにせちたろーが作った龍とグリフォンの像に下地絵の具で色を塗ったりする。
透明釉をかけて出来上がり。

「今年も世界一の登り窯で作品を焼成するイベントに参加する」という事を今日先生から聞かされる。
締め切りは三週間後(o_ _)o
余裕がなさすぎます!
ので、素焼きの終わっている「傘立て」を参加イベントに出すことにする(急遽)

生徒さんのひとりが、公民館で子供達を相手にやった陶芸教室の作品の素焼きが出来上がってきたのだが・・・
モノスゴイ数あるので、釉薬掛けに苦労なさっている。
見かねてお手伝いする。
結局、この日来ていた生徒は全員で手伝う。先生まで手伝う。

幼稚園にお迎えに行ったら、同じ生協の委員のNさんがワシの顔を見るナリ、
「大変よ!明日、教会にロケ隊が来るわ!!」とおっしゃる。

昨日のローカルニュースで陣内孝則の初監督作品、「ザ・ロッカーズ」のロケ隊が来福したことは知っていたが。
そうか、こんな近所でロケをやるんだ!!
(ロケ地となる教会は幼稚園の並びにある)
Nさん、「中村俊介君が見られるかも?♪」と言う。
彼女のマンションは教会の真向かいだ。一日中ウォッチングしてられるゾ。

友人の父上の訃報を聞く。
ワシが彼女の家に遊びに行くと、「あなたの話はいつも面白いから、もっとしょっちゅう遊びにいらっしゃい」と言ってくださるような優しいお父上だった。
戦前は満州で暮らされていた方で、引き揚げ者に特有のおおらかさとモダーンさを併せ持った素敵な方だった。
優しかったお父上に合掌。