山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

自宅への帰還

朝、実家でめざましテレビを見ていたら、本日放映の「きょうのわんこ」は長野県のわんこであった。
「ふ?む」と思わず声を出す、ワシとダンナ。

「ナンデ九州ロケ編、ウチだけ早々に放映されたんだろうね」
「ホントだね、撮影から7日間しか時間がないのにね」
「不思議だね」
「でも嬉しいね」
「なんか、『勝った!』って気がするよね」
「イヤ、全然根拠はナインだけどね、気分いいね」
「うはははは」
「うひょひょひょひょひょ」

・・・・スゴク腹黒くてカンジが悪い夫婦である(ワシら)

しかし、実家は暑い!
熊本の暑さが身にしみる。
夜明けと同時に日差しがギンギンだもん。夜中中暑いし・・・熊本スゴイよ。
住んでいる人はエライよ。
温度にすれば、ワシの福岡の自宅との気温差は2?3度のはずであるが、体感温度にしたら「5度以上違う!!」という気分になる。
この過酷な気候の中、熊本の人は普通に暮らしている。エライなあ?。

午前中に実家を立つ。
両親は弟一家ともうすぐラスベガスに遊びに行く。良いよなー。
ワシらには見果てぬ夢である。楽しんできてね。

高速道路に乗る前が少し渋滞。
しかし、高速に乗ると、かえって下り車線の方が混んでいる。
スムーズに流れに乗って早々に福岡に帰り着いてしまう。

図書館で本を返してビデオ屋にビデオを返して買い物(食料品がナイので)して帰宅。
自宅のあまりの涼しさに「生き返るー!」と思わず叫ぶワシら一家。
風が全然違う。日差しが違う。
同じ九州でも内陸部盆地風の気候の実家と、海洋性温暖な気候の自宅とでは体感温度が違う。
普通は暑い季節「避暑」に出かけるのだが、ウチの場合は「一番暑い季節に一番暑い土地に出かけた」と言うことで、コレはナンダ?
「自分からアツクなりに出かけた」と言うことで「寄暑」(きしょ)か?

家につくと、甚五郎が「ニーニー」可愛い声で鳴きながら裏山から出てくる。
「おぉ、甚五郎!野生生活はどうだった?」と聞くと、ワシの顔を見て再び山に走って逃げ戻っていってしまう。
「ち!野生に帰りやがってよお!!」思わず毒づくワシ。
もともと野良で人に馴れない猫なのに、コレでまた距離が出来ちゃった気がする。
クルに甚五郎のリハビリを頼むしかないな。