山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

真夏のお出かけ・滝滑り&温泉

せちたろーが竜門の滝の「滝滑り」に行きたがっているので、連れて行く。
高速で一気に大分県まで。
当然ボイスもつれている。

竜門の滝は14?5年前に一度友人と来たことがある場所。
その時は秋で水量も少なくて、「ココで滝滑りをヤルの?ホントに??」というカンジだったが、さすがに夏場。推量が豊富。

子供やオトナが、一枚岩の滝から続く幅広い水が流れるスロープに身を任せて、ゴロンゴロンと滑っている。
水は冷たくなく、思ったよりも濁っている。
一枚岩とは言え、デコボコもあるわけで、滑り降りては「イッテェー!!」と悲鳴を上げるヒトも多し。

せちたろーも挑戦。子鬼も緩やかなスロープで挑戦。
しかし、何回かヤルうちに尾てい骨や骨盤を岩でしたたかにぶつけて泣いてしまう(--;
子鬼も上から突然振ってくる(!!)中学生に吹っ飛ばされて転ける。
ボイスも珍しく岩登り失敗。危うく滝に流されかける。
それくらいツルツルに滑る岩肌で、足場がアブナイので早々に引き上げる。

ココに来るにはヘルメット+ウエットスーツ着用+グローブ+ウォーターシューズ装着が必須だ。
でないと、生爪を剥いだり、タンコブや青あざが絶えない。

滝遊びで体が臭くなったので(なんとなく苔クサイ)温泉目指して移動。
以前から行ってみたかった涌蓋(わいた)山の麓にある「はげの湯温泉」に行く。
コレは去年、熊本帰省の際に出かけた、村中のアチコチに地獄の湯気がモ??クモクの地熱発電で有名な岳の湯温泉(去年は地獄蒸しの鶏肉を食べて、露天家族風呂に入浴した)の隣の温泉郷

涌蓋山を見上げて入る家族風呂。
ちゃんと温泉の入口には食材(芋や卵)を蒸して料理するための「地獄」(温泉の熱い蒸気が噴き出す竈)がズラリと並んでいる。

お風呂はコイン式24時間営業風呂で、風呂に栓をして、コインを入れると自動的にお湯が溜まるシステムになっている。
緑の牧場と真っ白な入道雲を見上げて入浴。
体や髪の毛がキシキシ言うまで洗い上げる。

山の中のパン屋(「そらいろのたね」という名前)で明日の朝食用のパンを購入。
若い女性が一人で作って売る店だった。
こんな山の中に有って外観は質素そのものなのに、店内はこじんまりとお洒落なカフェ風。
ラブを二頭飼っている店だった。

阿蘇を廻って露天のトウモロコシを食べて、菊池に降りて山鹿?菊水経由で帰宅。