山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

神隠しビデオテープの秘密

せちたろー、小学校は卒業式で本日はお休み。
子鬼を抱っこすると「熱い」。熱があるようだ。
計る。「39.1度」どっひ?。

前回の抗生剤がまだ残っているので飲ませて安静にしておく。
「元気もあるし、病院に行くほどではないか?」という判断で(熱があっても元気なら病院に行かない主義)「今日は大人しくしていなさい」と言い置き、ボイスの散歩。

久しぶりにハルナちゃんに会いに行く。
ハルナちゃん、冬の日差しヤケで鼻がピンク色に退色している。
犬の体質によってなるものらしいが、ピンクの鼻でも可愛いよ(^-^)
(因みにボイちゃんは冬でも鼻は真っ黒ケ)
ボイス、ハルナちゃんにアタックを一度かけるとあとは「知らん顔」
ワシとハルナちゃんが遊んでいても「知らん顔」
ハルナちゃんを撫でると、手に「洋犬の匂い」が移る。
ボイスとは全然違う匂い(ボイスは体臭がほとんどナイ)GRとかそんな匂い。

ハルナちゃんに別れを告げて、山の中の咲き始めた桜を愛でて、家に帰って昼食。
子鬼も元気に起きてきて、「熱下がったよ」と言う。
でも、油断すればまたすぐ上がりそうなので、抗生剤を飲ませる。
ホントは今日、せちたろーと子鬼を連れて「世界で三番目に大きな観覧車」に乗りに行くつもりだった(半島の付け根にある)
せちたろーはとても楽しみにしていたのに、妹の発熱でお流れになって悔しがる。
「でも、先週はアンタの熱で、子鬼は公園に行きそびれたのだから、オアイコ」と言って聞かす。

せちたろーと一緒に『チアーズ!』を鑑賞。
純粋スポコン娯楽映画。先週観た『ウォーター・ボーイズ』とどうしても比較してしまう。アメリカ、やっぱり凄いわ・・・
娯楽作品の懐の深さをシミジミ感じる。脚本や制作が女性のセイか?とても純粋な「ガールパワー」に満ちたキラキラした映画だった。
せちたろーも「面白い!面白いね、この映画!!」と大コーフン。

先日からビデオテープが3本行方不明中。ダンナは「知らない!」と言い張るし、せちたろーも「見たこともない」と言う。
ワシだって部屋から持ち出した覚えはナイし、「神隠し?」

で、夕方、ヒルネから起きてきた子鬼に「この机の上に置いてあったビデオテープ知らない?」と聞いてみたら、
「知ってるー」と言う。
「何処にあるの?」と訊ねると、
「ココよー」と言ってダンナのF-1ビデオ専用引き出しの中から引っ張り出してきた。
犯人はヤハリ、身近にいたのだった。