山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「トラ」であることの証拠

ダンナ、締め切り日!
夕べは一睡も出来なかったらしい。
30過ぎてからは「完徹」しないように(って言うか正しくは「モウ出来ない」)しているのに。
9時に仕事は完成。
「駅まで送ってー」と、JRまで送る。

駅前で下ろし、とって返して慌ててボイスの散歩。
「ミドルコース」をグルリと「犬車」(ボイスが子鬼を乗せたベビーカーを引いている状態)で回る。
家の近くまで帰ってきたら、ウチから二軒手前の畑の薮の中を、ボイスが睨む。
「?」と思って見ていると、薮からクルが「両手がパー」の状態でボイスに飛びかかってきた!
ワシらが帰ってくるのを待ち伏せしていたらしい・・・変なネコ。

次は生協の委員会。
委員のリーダーに「サイトーさん大丈夫?喧嘩した配達員と会うのは、イヤじゃなぁい?」と聞かれていたが、ワシってこーいうの平気。
結構冷酷な部分があるオンナなので、「一度切り捨てた人間は平気」なのだ。
「コイツはワシの中ではもう死んでいる」から、全然平気。

案の定、委員会に出席したら、地区担当者はワシと目を合わさない。
でも、ワシは「冷血なオンナ」なので、コー言うときに(?)ワザと視界に割り込んでいっては微笑みをたたえて「おはよーございますー♪」とかイケシャーシャー言えるのだ。

で、地区担当者が(油断して)「先日は私の態度が不行き届きで申し訳アリマセンでした」とか言ってくると、
「いえいえ?、もう、全然怒ってはないんですよー」なんて返事するし、ソコで地区担当者がつけあがって
「じゃあ、また注文を再開なさってくださいますか?」と言おうモノなら
「いえ、アナタからは一切買わないと決めていますから」とにべもなく断り、
「でも、お願いしますよ」と食い下がると
「私は怒ってはナイのですが、許してはいないのです。悪しからず。あなたが担当でいる限り、注文できるような気持ちのゆとりは私にはゴザイマセン」と丁寧に念を押して断るのだった。

ナンテ「酷薄なオンナ」なの?♪
だって、どー考えても「コイツ、許せない」んだもん?。

動物占い」ワシは「トラ」だが、唯一「当たっている」と思うのは、
「滅多に怒らず敵も作らないが、裏切りは一生許さない」という点だ。
つまり、執念深い。

夜、ダンナが借りていたDVDを返却しに行こうとクルマに乗ってエンジンかけたら、突然、クルが膝の上に飛び乗ってきた。
昼間からズーッと閉じこめられて寝ていたらしい。