山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

読書する、ワシ

あれあれあれ?
朝から身体を「ダルダル菌」に蝕まれている。
体中がダルい。な??んにもしたくない??♪(←昔のムーン・ライダーズの唄)
眠くってしよぉ?がナイ。雨が降り続けるせいか?(ネコか!?)

ダンナ、気が狂ったように部屋の掃除を始める。
この人は年に1?2回、突然大掃除を始めるタイプなのだが。
「こんな雨降りの日にしなくたってよかろ?もん(熊本弁)」文句垂れるワシ。
「え?雨の日って大掃除したくならない!?」とダンナ。
「したくないね?。よっぽど天気が良くて空気が乾燥してないと、大掃除なんかヤル気になれんわ」と、ワシ。
掃除はダンナに任せて、ワシは「子育て疲れにつきお休みモード」に入る。
本を読みながら、ウツラウツラ昼寝。
と、自分のイビキで目が覚める(!)
よほど疲れているらしい。両手の甲にも静脈の血管が浮きマクリ(疲れるとてきめんに浮き上がってくる)
「ダミだ、こりゃあ」
真剣に「お疲れモード」だわ。ワシ。

本を読んで安静に過ごす。
笙野頼子の本を読んでいたら、「世の中には他人をいじめたり傷つけたりすることで満足を得て、喜びを得るタイプのヒトが少数だが確実にいる」という一節に出会い、激しく頷く。
「ワザと意地悪を言って、ヒトを困らせて笑うヒト」程度に始まり、「まるでキチガ●のように理屈の通らない事で難癖付けたり、悪いウワサをばらまいて悦に入ってるヒト」から具体的に「犯罪に手を染めるヒト」までいるしな。
人生色々、ヒトも色々。
でもどれも、ドコカで見たことのある人の姿だ。

次、ロバート・メイプルソープの伝記を読む。
う??む。コレではタダの「セックス依存症の有名&金持ちなりたがり変態男エイズ行きの一代記」である。
「嗜糞症」って・・・・犬じゃないんだから・・・・
世に変態の種は尽きマジ。
しかし、デビュー当時からリアルタイムに彼の写真に触れて来たモノとしては、その時代性と共に興味深く読む。
昔はウワサでしか得られなかった情報の真偽がココで明かされる。
しかも、恐ろしいことにウワサ&憶測が結構的を得ていたので愕然とする。

しかし、そんな現実の汚泥にも汚れず。
彼の写真は未だに静謐で冷たい輝きを放つ。
ただのスタイリッシュおたくは、何故かちみっとダケ永遠に指先が届いている。