山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

温泉と紅葉、雄大な景色&美味しいイタリアン付き

ダンナ、久々に二連休。

こんな「ナンの仕事も入っていない週末」は実に久しぶり。
嬉しくって、ホントは昨日、映画(「グリーン・デスティニー」)を見に行く予定にしていたが、
出かける途中で愛車プリアちゃんの異変に気が付き、ディーラーさんに寄ったり、
ホン●で試乗したりしていたので「出かけそびれ」ていたのだ。
ワシのココロの予定では「一日目映画・二日目遠出」の予定であったので、本日、お天気はイマイチであったが「遠出決行」温泉日帰り旅行(ボイス連れ)。

場所は熊本県の山奥、阿蘇の「山川温泉」北里柴三郎博士の生家のすぐ近く。
のどかで美しい山里の温泉地である。
ダンナは露天風呂に。ワシと娘らは岩風呂に。
岩風呂の窓を開けて、右手をヒョイと見たら、ダンナが寝そべって風呂に入っているのが「丸見え」だった。
お互い他に入浴客がいなかったので、裸で窓越しに身を乗り出して「おぉ??い」と手を振り合い、話をする。
白濁した、硫黄の匂いが特徴のお湯だった。
お湯の中にふんだんに「湯の花」が浮かんでいた。
「とってもキキソウ」な温泉。

阿蘇を経由して菊池渓谷へ下りる。
遊歩道を2キロほど歩き回り、森林浴と紅葉見物。
ボイス、イノシシの匂いに反応して大コーフン。

大昔、まだワシが子鬼くらいの頃、ワシは両親に連れられてここで毎年夏に、キャンプをしていた。
今は完全に車の乗り入れもダメだし、「キャンプ・たき火厳禁」だが、当時(40年近く前)は大丈夫だった。
巨石の上にテントを張り、滝のそばで野営していた。
山の夜は暗く、滝の轟音が恐ろしくてなかなか寝付けなかったコトを思い出す。
かび臭いテント。渓谷の水で冷やしたジュース。飯ごうご飯。太いツタを切って、父にブランコを作ってもらったこと。
断片的な記憶がその場所に立てば思い出される。

帰りは山鹿(やまが=最近、朝連ドラ「オードリー」の舞台に最近なった熊本の温泉地・実父の生家近く)に立ち寄り、「美味しいイタリアン」を食べて帰る。
こんな田舎の温泉街に、「鄙に希なるレストラン」があるのだ。
オススメは「ゴルゴンゾーラチーズのニョッキ」と「生ハムのピザ」
福岡市でだってなかなかお目にかかれないような、美味しい本格派イタリアンが食べられる店で夕飯。

「こんな週末がしょっちゅうあると、楽しいよねえ」と言いつつ、帰宅。
家から、車で2時間で色んな温泉に行けるのだから、九州は楽しい。