山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

本日の日記は長いので覚悟してね

せちたろーがこんなコトを言った。
「ウチにはね、大黒柱が二本あるんだよ」
「え?」思わず聞き返す、ワシ。
せちたろーが言うには「経済的な柱が父ちゃん」で「精神的な柱が母ちゃん」というコトらしい。

ダンナが最近、自分が書いている映画評のコトで、「オレみたいな考え方をするニンゲンはどうやら少数派であるらしい」というコトに気が付き、あまりの理解のされなさに凹んでしまった。
ワシに向かって、チョットぶーたれて見せたのだ。
で、その時。
ワシが思わずダンナに向かって「ナ??ニ言ってるのよっ!ワシとは全て了解がとれてるんだから、すべてはオーライなのよっ!!世界中がアナタに文句を言っても、ワシが最後までアナタの味方なんだから、アナタは安心してていいのよっ!アナタに文句つけるヤツがいたら、ワシが二度と立てなくなるまでに論破してやるから、良いのよっ!」と言っている姿を間近で見ていて、そう感じたらしいのだ。せちたろー。

だって、しょうがないじゃん。
ワシとダンナはこの世界中で「もっとも似ている二人」なんだもん。
モノの見方。感じ方。
夫婦になるべくしてなっちゃったんだもん。

あ。11月は、20年前にワシがダンナを好きになった月だ。(出会うのは10月だったが、その時の記憶が実はとんとナイ)
基本的に「若い男がイヤ」な体質だが、ダンナは「とても綺麗」だったので「大丈夫」だった(爆)

今は、今なりに「イイ感じ」に「オジサン化」していて、やっぱり好きだ。
20年間も一人のオトコがず??っと好きというのはヘンだろうか??
(以前、ある人に「変態!」と言われたコトがある。ダンナがいまだに好きという理由で)
でも、ワシは自分の人生がとても幸せで、なおかつラッキーであるコトを知っているから、多分、良いのだ。
「ヘンで結構、変態でよろしゅうございましてよ♪」なのだ。
ダンナも「お前以上の女にはお目にかかったコトがナイ」と言うぞ。
えヘンえヘン(威張っているらしい)

ワシがダンナに向かって、20年前に猛アプローチしたときのセリフは、
「ワシと付き合うと面白いぞ!人生が冒険になって毎日が退屈しないよ!退屈させない自信があるからワシと付き合ってぇ?!!」だった(当時全然ちがう「そう好きでもないオトコ」と付き合ってたクセに?)

20年経ってダンナは「退屈はしない。確かに、しない。オレはラッキーだ」と言った。