山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

建築家に自邸を依頼するというコト

朝から大忙しの月曜日。
ボイスにベビーカーをひかせて予約していたパンを取りに行く。

途中で車椅子の女性に会う。
ボイスは子犬の頃、よくワシと一緒に重度身障者の施設へ行っていたので、
車椅子のヒトも平気。(むしろ好き?)
犬も子供もワシの行くところには「もれなく付いてくる」がウチのモットー(身障者の施設・ロックコンサート・夜の繁華街etc.)なので、娘たちも身障者のヒトが平気。
ボイス、車椅子の女性に「お愛想♪」を送る。
車椅子の女性から「まあ!なんて可愛いわんちゃん!!」と言われて、ワシ&ボイス、
ちみっと得意(の絶頂)

帰れば急いで、次は本屋へGO。
ネムキ」(漫画雑誌・伊藤潤二の「富江」はコレに連載されていた)が出ているはず。
いつも行く本屋はネムキを三冊しか入荷していないので毎号が「奪い合い」
発売日に行かなければ入手不可能になってしまうのだ。
本屋に着いたら、「本日入荷」ふー。今月もゲット♪

BRUTUSも本日発売。ナント特集は「有名建築家に自邸を発注しよう!」
即、ゲット。
「住宅会社がタダでやってくれる設計を、わざわざ金払ってまで建築家に頼むまでもナシ」という意見が一般的だが、ワシは「ソレは違う」と思う。
外国なら「お金持ち→建築家に依頼」という図式も成り立つが、日本では実は「貧乏人のために建築家は存在する」のではナイかしら??
「限られた予算で最大限の魅力を引き出す」のが建築家の仕事なのではナイか?
それに「住宅会社がタダでやってくれる設計」なんて、「その値段に見合った程度のモノ」だとも思う。(ハウスメーカーに喧嘩売っとんか、ワシ!?)

ほんとに「知恵有る、身の丈にあった、満足する住宅」は自分で努力しなければ手に入らないのではナイか?(ナンテね。エラソー)
自分の生活様式の見直し。家族関係の捉え方から押入の中身まで、全てを総括して検証する作業でしょ?家作りって。
「人生最大の買い物」なんだし、もっと真剣に考えて、長く使うモノなんだし。
だから、そのプロたる建築家ともっとお近づきになってイイと思う。

もし、自分が気に入った家があったら、頼み込んでその家のヒトに中を見せて貰いましょー。
ソレがダメだったら、設計したのはドコの誰か聞いてみて、思い切ってその設計者に連絡取って相談してみましょー。

建築家もニンゲンなんだから、本気で「お願いします!」と言えば、結構聞いてくれるハズ(経験者談)