山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

トイレに籠城・バイク便さんがチュキ♪

なんだかなー。
子鬼、おむつが取れそうで取れない。
シッコは教えるがウンチを教えてくれない。
「ウンチ出たでしょ?」と言うと、「ウンチ、ナイ!」と強行に言い張る。
(ウンチ中は特に)
で、出てしまったしかる後に「出たぁ???」と言って抱きついてくる。

本日、その片づけをしている最中に、子鬼の「ヒジキまみれ」のブツが手に付いた。
「クッソ??!!」と言いながら手を盛大に泡立てて、タワシでゴシゴシ洗っていたら、
子鬼そのスキにトイレに籠城。鍵をかけやがった。
「開けなさい」と言いつつまだ手を洗っていたら、ウォシュレットを使う音と
子鬼の泣き声が聞こえてくる。

「あ、やっりゃーがったナ!!」と言いつつ、ドアをノックして「開けなさい」コール。
すると子鬼、ドアを開けて自力で脱出。
見ると、全身ズブ濡れ。大バカモノめが!

あんたのちーちゃいおケツでは、ウォシュレットは正確には当たらないって。バカだねー。
でも使ってみたかったんだねえ。ヨシヨシ。
見たら、トイレの中は壁から床からビショビショ。
天井からも水が滴っておったわ。

夕方、そんな騒動のさなか、玄関から人の声が聞こえてくる。
「ん??」と思って見ると、バイク便のお兄さんだ。
チャイムが聞こえナカッタので全然気が付かなかった。

ボイスはナニをしていたのカ?というと、お兄さんの足下でお座りしながら、
ニコニコ笑ってお兄さんに巻き付いて、彼の顔を見上げていた。
きっと「もっと構って欲しかった」のだろう。
全然ヤッパリ番犬にならない犬である。

「すいません。この犬、お客さんが好きで」といつもの言い訳をしながら荷物を受け取る。
仕事先のデータが入ったディスクだった。

バイク便さんは勿論、ボイスとは初対面のヒト。
ボイスはとりあえず、「ナンか、若くて元気の良さゲなオトコ」が大好きである。
だから、こーゆーコトになってしまうのだが。

海に行くと、よく、サーファーがいてさ。
ボイスはサーファーのお兄ちゃんも大好き。
コッソリ背後に回って、一緒に座って海を眺めている。
で、サーファーのお兄ちゃんは振り返ったら、「全然知らないデカイ犬」が座っているので
のけぞってオドロイチャウのだ。

(でも、タトゥー入れまくりのお兄さんにまで、「チュキ♪」をヤルのはやめて欲しい)

世間のみなさま、すいませぬ。
こんな犬に育てたのは、全てワシの責任らしいです・・・・(珍しく反省)