山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「シン・ゴジラ 発声可能上映会」

とどまるところを知らない「シン・ゴジラ」現象。
ついに一漫画家による「庵野やめろ!俺より面白いもんつくるんじゃねえ!!」という魂の叫びが庵野監督本人に届いて、「シン・ゴジラ 発声可能上映会」が行われました。



お客さんも入れて、思う存分、悲鳴や絶叫を上げてもらい、コスプレやサイリウムで盛り上がって映画を見ましょうという催しです。
詳しい内容はコチラで読めまする↓

「シン・ゴジラ 発声可能上映会大成功!」

島本和彦庵野秀明は大学時代からのライバル(と島本先生は思っている)
21世紀の今、漫画家として映画監督としてそれぞれの道を歩んでいるわけですが。
その青春時代からの葛藤と友情?は「アオイホノオ」として漫画に描かれ、後々実写ドラマ化もされて。
このドラマを殆ど見ないワシが第一回から最終回までちゃんと見るほど面白い内容でありましたよ。

同年代で同じ大学に通い、クリエイター目指して切磋琢磨しあいながら頑張る青春群像劇…のはずが何故か激しくあちこちでずっこけまくり。
普通の青春モノとしても楽しく見ることが出来ます。

愛憎入り交じる、才能漲る男庵野と自信だけは空よりも高くそびえ立つ男焔(島本先生)の不思議な関係が見どころの一つなんですが。

…つまり大学時代から続いてた二人の「アオイホノオ」は未だに燃え盛っていたんですねw



たったひとり、島本先生を叫ばせるために企画した上映会だったのにいざ蓋を開けたら大盛況でコスプレの人が来てたり。
(「客席に在来線が居るんですけど」と東宝の人が怯えていたらしい)
映画の内容が内容だけに仕事帰りのスーツ姿の人も「コスプレっぽく見えちゃう」しw

みんなでセリフを言ったり映画の合いの手を入れたり?してとても楽しんだようですね。いいなー。ウラヤマシー。
海外では「ロッキー・ホラー・ショー」とかがこんな感じで上映会をやってて。
「日本ではそんな文化が根付く日が来るのかな?」と訝しく思っていたのですが。

来ちゃいましたね♥うふっ
福岡でもあるといいなあ。「ZARAはどこ?」とか「◯◯在来線◯◯、全車◯◯!」とか声に出して言いたい日本語ナンバーワンじゃないですかあああああ。