山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

REAL TRIAL

というわけで昨日の午後、銀行用事と買い物から帰ってきたら、タワレコからフラゲで届きましたー(・∀・)>REAL TRIAL
早速、特典映像から見るですよ( ^ω^)<ツウ

山中さわお 自曲カラオケ 100点へのトライアル!」

…想像以上に爆笑w
「コレは、面白くなるのか??」と思ってた企画でしたが。予想以上の仕込み有りw
さわおの丁寧で真面目な性格がよく反映されてて。
高得点が出ると本当に嬉しそうにしててですねw微笑ましいです。

それにしても、あの映像は…
JOY SOUNDさん、この企画の為に特別に撮影された例の動画…一般に使えるようにしてくれないかなーw
使えるようになったらヒトカラで是非ともやりたいです(*´ω`*)w

まあ、本編の方は。
色々言われておりますが(やはり、実質のファイナルとなった例の新潟公演が素晴らしすぎて_その後の休憩宣言とも相まって_霞みがちになってしまうビデオシューティング日)
でも、安定のピロウズのライヴですね。
思ったほどひどく無い<なんだこの消極的な意見

てか。やっぱりヴォーカルがいいですね。ビデオシューティングの日は気合が入っております。
そしてやっぱりピロウズはライヴバンドだなとの思いを新たにします。
当然、名作アルバム「トライアル」は素晴らしい出来で。
未だにワシ、たまに聴いては涙が出てしまいます。
 
いつものことですが…ピロウズのライヴってCDよりアレンジがイイ時が多いのです(真顔)
このDVDを見ながら、特殊なアルバム「トライアル」(シリアスでダークな作品)でアルバムツアーをするという事の意味。重さ。
そんなモノを感じながら、このツアーに熊本、福岡と参加した時の事を生々しく思い出しました。

特筆すべきは「持ち主のないギター」〜「Trip Dancer」への流れの破壊的なまでの振り絞るような演奏!
3.11が起きて。津波で沢山の人が亡くなった。
ソレをニュース映像で見るだけで何も出来なかった自分の無力感に打ちのめされて、そして原発事故。
こんな酷い事が起きる事があるんだと絶望した記憶。
その心の傷をなぞるように、再確認するように演奏されてて。
思わず、鬼の目にも涙(´д⊂)ですね。
「なるほど、当然、ピロウズのメンバーも十分に傷ついたんだね」
アルバムツアーに参加した時もそう感じましたが。この「持ち主のないギター」を聴くと。
アルバム「トライアル」の帯の裏面に印刷されてた町を埋め尽くす墓標の中で一人佇んでいるバスター君のイラストの姿が思い出されてまた泣けます…

そしてこの透明な悲しみの曲から続く、「Trip Dancer」での清々しいまでの孤独というものに対する自覚と自分でいようとする強い決意は。
「そうそう、自分もそうでありたいと願っているよ」と深い共感を呼び起こされてまた泣けます(泣いてばっかり)

やっぱりピロウズはいいね。
多分、ここまで信頼しているバンドは今までもなかったし、これからも出てこないんだろうな。
そしてその思いをいつも実現して見せてくれる。人生を変えてくれる。

一日も早い本格的な再始動を心待ちにしながら(やっぱり25周年までおあずけなのかっ!?)