山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「Rutile」 真鍋吉明

さて昨日。なかなか「Rutile」が届かなくてですねー(´・ω・`)
「うーん、なんかオカシイなあ」(∩´・ω・`)
と、郵パックの荷物の追跡調査をネットでやってみたらw

「19:11 配達終了」
の文字がっ��(゚Д゚)
「え?この時間、家には帰ってたけど?」(入浴中)
まさか!?
と、思いつつ。バトンの餌やりついでに階下に降りて、バトンのブラシとかおもちゃ入れと化しているw普段郵便受けとしては使ってないアメリカンポストの口を開けると果たしてっ!?

タワレコからの荷物がギュウギュウに詰め込まれてましたがな…(:D)| ̄|_いつのまにー
では、早速聞きましょうかねっ( ^ω^)おっおっ

包みを開けてビックリw(°O°)w
タワレコ特典のこの手作り感満載のRutileシール!!トンボ罫もそのままに。
「まさか、スタッフが家で作ってきたとか??」と思わせるシロモノでありますw
コレは…コレは貴重なものかも??

まあ。ソレは置いといて(と華麗にものを右から左へと置き換えるポーズを決める云々)
Rutile聴いてみましょーヽ(゚∀゚)ノ

01.Grace to You
この「音の壁」とも言える音作りはNINE MILESさんで培ったものですよね。独特の「壁」感。
でも、そこに堂々とログインしてくるギターソロはNINE MILESさんとは違います。
しかもメロディラインがとても魅力的で。ちょっと日本人ぽいフレーズな気もします。いや、日本人なんだから当然なんだけれど。
「あなたに(神の)お恵みを」みたいな意味だと思うのですが。「G線上のアリア」が元ネタなのかな?
ヴァイオリンとストリングス(これは打ち込み?)が入ることでとてもスタイリッシュにまとまります。

02.Rutile
この曲が不思議な曲で。
まるで調子っぱズレの鼻歌みたいなフレーズ(転調)が奏でられたかと思うと、一転、ギターがRockを歌いまくる!という感じで。
この調子っぱズレ(何回言うのよ)なフレーズがチャーミングなんですよね。
相反する二つの要素が融け合って響きあって一つの曲になっている。

最後は開放感のあるカタルシスに向かってギターが朗々と歌う!
今までにはない芸風ですよ。
しかも、「ああ、こういうのが聴きたかったんだー!!」(・∀・)と思える展開です。
でもね、途中でフェイドアウトしちゃうのん(´д⊂)

03.Daybreaker
ジェフ・ベックきたわぁ」*・゚゚・*:.。..。.:*・゚(n‘∀‘)η゚・*:.。..。.:*・゚゚・*みたいなw
ギターの魅力が引き出される楽曲ですね!
このアルバム「Rutile」ギターインストなのに、やたら肉体的なものが揺さぶられる感覚?とでも申しましょうか?
とってもダンサブルなんですよ(*´ェ`*)
聴いていると自然と顎が動いて、首が動いて。モソモソと全身が動き始めます。動いて気持ちよくなる曲。
気がついたらこの曲の最後ではジャンプして飛び跳ねながら踊りたくなってきてますよ!!オソロシス
52歳を踊らせる50歳が作った音楽!!!w

04.News for You
とっても若々しい曲!
明るくて、朝のイメージがある曲ですね。きっとこのニュースは良いニュース<妄想w
朝日がさす入江や峠道を運転しながら聴きたい曲。
一日の始まりに「今日はいいことがありそうな」と予感させる曲。アコギ?のアルペジオが綺麗ですね。音の重なり方がとても素敵。

05.The Child Wheat
若い小麦の事?(タイトル)まだ実がついてない、青々として風になびいている麦の葉のことでしょうか?(うちの近所でも小麦畑が沢山あるので、初夏の頃は風になびく麦の葉の作る大海を見ることができますが)
風を感じる(風圧?)ソロが素晴らしいです。
風に乗ってメロディは生まれて、風に乗ってねじれ、上昇し、飛んでゆく。遠くまで。
飛べない自分の代わりに音が空に舞い上がってゆく!というイメージ<イメージw(=妄想)
心は音楽に乗って、いくつになっても自由で居られるんだな。重力(人生の重み?)なんか気にしないで良い世界がココにはあるのだな…と気が付きます。
すると、ほら。涙が…(´д⊂)

06.All Creation(Let's go Leone)
「レオーネ?…誰??」
とても楽しい曲で。「踊れ踊れ」とギターがけしかけてきます。
はいはい踊りますよーヽ(゚∀゚)ノヽ( ゚∀゚)ノ
右に左に、クルクルまわって。繋いだ手が外れるほど振り回されて。息が上がって頬が紅潮して。飛び跳ねてステップを踏んで。
こうやって一晩中でも踊っていたい!レゲエというより、スカ?懐かしいー(ノ´∀`*)

07.Gemini
「誰がふたご座だって??」
なんだこのセンチメンタルな気分は。
え?誰かに捧げているんですかこの曲は??(妄想)
ちょっと哀愁を帯びたメロディが日本人的。日本人のギタリストがやってんだから当然といえば当然なんですけど。
不思議だなー。ものすごい不思議だ。
NINE MILESさんとしての作品では絶対に出て来なかった部分ですよね。
「日本人としての真鍋吉明」「ギタリストとしての真鍋吉明
というご本人の素の部分がとても良く出ていると感じます(特にこの楽曲で)

08.Sweet Little Deal
「優しくもささやかな対処」(直訳ー)
何故かこの曲を聴いていると「慰められている?」気分になりますね(妄想)
悲しみに寄り添い、さり気なく、そっと慰めるようにギターが歌います。
確かに、ギターって不思議な楽器で。
ワシは学生時代に吹奏楽をやってて。ピアノもちょっとだけ弾ける(バイエル程度w)んですけど。
でも、ギターを始めて、一番ビックリしたのは、「ギターを弾いていると、心が慰められる」という部分でした。
自分のギターの音に自分の心が慰められるんですよね。
多分、それは、ピロウズを弾いてたからなのかもしれませんが。さりげないけど、でもとても優しくて暖かで。音の美しさに感動してしまうこともしばしば(苦笑)
しかも弾いてて気持ちがいいんですよね>ピロウズの楽曲

それを正統的に継いでいる曲だと感じます。
さわおの遺伝子がぴぃさまにっ!?」(妄想)

09.Beautiful Struggle(Originally Version)
ぴぃさま渾身の名曲ですねコレは。
確変の一曲。
この曲がきっかけとなり、自分をさらけ出す事を恥ずかしがらなくなった(妄想)
そんなきっかけの一曲だと感じます。

お父様が亡くなって、3.11が起きて。
傷つき、嘆き悲しみ、苦しんでいる人たちに向けて作られた曲だと感じます(妄想)
朗々と歌うギター。美しいストリングス(打ち込み)
この曲を聴くと不思議と「明日もがんばろう」という気になります(^_^;)

「この人生のもがき苦しみは美しいのだ」と励まされている気がするのです。

10.Where do you Go
のけぞり系イキ顔ギタリストの真骨頂な一曲がo(゚∀゚o) (o゚∀゚o) (o゚∀゚)o キタ――♪
今までと芸風が違いすぎるんですが。
なるほど、気持ちよさそうに弾いておられます(音から伝わるものがあるw)

今までアルマジロ系うつむき猫背ギタリストだったのに、これはっ ( °o°)と眼を見張るものがあります。
ピアノの伴奏がついてなんだか。「デレク&ドミノス?」
もう「レイラ」かと思っちゃったわー。

いや、でも。この芸風もいいよいいよ(*´Д`)ハァハァ
妙に清潔感のある色気があって。ようございますね(真顔)

11.Beautiful Struggle(Originally Version Karaoke)
ギターカラオケキタ━(゚∀゚)━!
でも、これ。耳コピ推奨(´д⊂)なんですね…
仕方ないから。鼻歌でギターソロのメロディを辿ってみますか。ふーんふんふんふーーーーん♪♪( ´θ`)ノ