山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

母の願いは「戦え娘よ!」

と、言うわけで、とりあえず風呂の中で弐号機に「腹の底から声を出して怒鳴る練習」をさせる母でございます。
うーん、だってワシが代わりに出かけてって廊下ですごんで見せるわけにはいかないからねえ。
「いいですか、喧嘩で大事なのは『勝ちたい』と思う気持ちです。気持ちさえ強ければ女同士の喧嘩では負けることはありません。自信を持って戦ってください」
とアドバイスして喧嘩講習を終える母。

…他所の家庭ではどーしてんでしょうねえ。
いじめられた経験を持つ子って沢山いる気がするんですけど…
やっぱり「揉め事は避けなさい」って教育なのかなあ。
「あいつら馬鹿だから」って相手を見下げては自分を守るために家に引きこもるって解決策をとったりするんでしょうかね?(それで解決するとは思えないし、その状態を十数年に渡ってこじらせている人を知っているが)

いじめられっ子がいじめっこに反撃して騒ぎになったって話は滅多に聞きませんもんねえ。

いじめっこなんて実はか弱い存在なんだから、いじめられっ子に反撃されたらあっちゅーまにヘナヘナになってそれまでの人生が瓦解するようなwそんなあっけないものなのに。
カワイソウに、子供たちはそのことがわからなくて。

この「いじめる」「いじめられる」って悪い循環が未来永劫続くように感じちゃうんですよね。
本当はそんな事はすごく狭い、小さな社会での出来事であって。
そんな事が何年も続くはずもないし。
自分で変えようと思えば、変えられることなのに。
こどもにはそんなパワーがちゃんと備わっているというのに、そのことに気が付かない子が多いのが残念無念であります。

「自分の人生を救うのは自分自身である」
てことに気がついて欲しいです(と、少なくともワシは我が子に対して思っている)

いじめられて悲しんでいれば、それはいじめる側を単純に満足させて愉しませることになる。
そしていじめた側は更にサディスティックになり、その乾きは癒されることはないし、オワリもやってこない。
「オマエのやっている行為は最低だ」
とちゃんと教えてやる人が必要なんですよね>いじめっこには

「オマエの餌はココじゃないよ」
と教えてやる必要があります。
だからいじめっこへの反撃はすごく有効。

強い気持ちで挑んで欲しいと、母は願っておりますよ…