山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

雷直撃

仕事をしていたら、あと少しで仕事が上がる時間という段階で夫から矢継ぎ早にメールが入ってくる。
「なんだ?」と思いつつ、冷蔵庫に入ったついでに確認すると、
「こわいーー」とか書かれている。
「ん?なんだ??」と思っていたら、マネージャーが入ってきて、「お客さんが●●ってー」と叫ぶので、慌ててケータイをしまい、品物を準備。

その数分後、仕事が終わったのでバックヤードに戻ってケータイを確認すると、
「雷が落ちた」とか書かれている。
「ふんふん、何度かデカイのが落ちたよね。アレ、うちの近所だったんか」
と思っていたら、まだまだメールがぞろぞろ入ってくる。

「家が真っ暗」「暑いよー」「何も出来ない」「水も出ない」(ポンプは電気で回しているため)とか書かれている。
どうやら停電したらしい。
ウチは見晴らしがいい場所に立っているので、落雷もしやすいのだ。
今まで何度か落雷で家電製品が色々とダメになっている(テレビ、ルーター、ビデオデッキ等々)

「今度こそ、デスラー色のテレビがダメになったかもなあ」と思いつつ、とりあえず、
「家は無事?次女子はどうしている?」とメールを打つと、
「家が暗くて何も出来ないからベッドでゴロゴロしている」と返事。

電気が来ないとなると、水も出ない、我が家の生命線は絶たれたことになるわけで。
ガスはプロパン、水は地下水なので、電気さえ止まらなければウチは生きていけるのだが電気が止まってはドーにもなりません。手も足も出ない(ーー;

「仕事場に行ってイイ?」とかメールが入るので驚愕。
「何の必要があって?」と慌てて返すと、どうやら家にいるのが怖くて嫌らしい。
次女子だってふて寝モードでやり過ごそうとしているのに、気弱な男(ーー;

「とりあえず、水とお寿司を買って帰るから」とメールして、買い物後帰宅。

帰る道すがら、「どこから停電しているんだ?」と見渡すと…
<font size="-2">ウチの隣家の玄関灯が灯っているのが見えました(ーー;</font>

家に着くと、玄関先に椅子を持ち出して夫は読書中。
「ちゃんと周りを見てください。停電しているのは我が家だけです。ブレイカーが落ちているだけです」と言うと、
「あ!?」と夫。

…電気は無事復旧しました。
雷の直撃を受けて廊下をスパークが走った割には家電製品も全部無事でした。