山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

クル大王だけが知っている

と、いうわけで、菊池盆地の中では今でも、老若男女が日々、「もだえろー」「もだえれーー」「もだえんかーーこらーー」等と言い合って暮らしているのでしょうか?
ちょっと想像すると、思わずニヤニヤしてしまいますな。

えー、今回の帰省で猫共は「お留守番」でありました。
ボイスは連れて行きましたが、猫五匹は「ちょっと無理」という事で。

常日頃、雌猫軍団(ジュエル&珊瑚連合軍)の熾烈な虐め攻撃に遭っているジンゴロウ&よしあきの「もへもへ黒猫ズ」の身の安全が心配ではありましたが、
「いやー、キミたちも大変だろうが、まあそこんところは猫同士、仲良くやってくれたまへ。クルも居ることだし、ではでは」
と言いつつ、置き餌して熊本に帰っていたんですな>ワシら一家
結構冷血です。

なので、帰宅したときはドキドキでしたよ。
「どうしよう、ジンゴロウちゃんかよしあきが死体になって家の中に転がっていたら・・・」
と怯えつつ玄関のドアを開けましたよ。

そしたら、なんとまあ。
猫共は全員留守。
置き餌もカラッポ。
家の中には猫の死体も無し。ネズミの死体も、ウサギの死体も無し<コレが一番ホッとした(^^;

「みんなードコ行ったの??お母さん帰ってきたよ?。ボイスも帰ってきたよ?」
と外に向かって叫ぶと、猫共はすぐに三々五々、みかん山の方から、「ニャンニャンニャン!」と声を上げながらシッポを振り立てて(猫が機嫌が良いときの印)帰って来ましたよ。

「おお、皆の衆、元気だったかえ?」
と言いつつ猫共を撫でてやっていると、我が夫は、憤然として近寄り、
「懐いている猫はタダ、お腹すかせているダケで!」
等と言いつつ、猫をコロコロと横倒しにしてはその脇腹を土踏まずでグイグイ踏みつけにしておりました。
心が狭い男ですな。

そして帰宅して数日後の今。
気がついたのですが、猫共の関係が少し変わってきていますね。
ジュエルがむやみやたらによしあきを虐めなくなっている。
珊瑚が目が合うだけでよしあきに飛びかかって襲っていたのに、今や仲良く一緒に並んで暖炉に当たって暖を取ったりしています。

留守中になにか、下克上のようなことが起きたのかも知れません。
その本当のところは猫共だけの秘密か?