山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

熊本城・ザ・ブートキャンプ 反省会

なんせ翌日、高校の補修が早朝よりあるので、日曜日の深夜、自宅に戻ってきました。
身体は疲れていたけれど、なんとも幸せな充実感に満たされて。
すっかり元気になって帰ってきましたよ。

「熊本城・ザ・ブートキャンプ」(増子さん@怒髪天が「熊本城築城400年記念祭 ドコモ DCMX PRESENTS FMK LIVE CASTLE 2007@熊本城 奉行丸」の事をこう呼んでいた)効いたわー。
大声で歌って踊り狂って汗かいて、体中の毒素が抜けてすっかり生まれ変わっちゃったわー。
やっぱり、良い音を聴いて、全身で音を受け止めて、楽しむのって素敵な時間だわ。

そしたらなんと今朝になって、実は今回のイベント、夫は全然期待してなかった事が判明。
「だってー、お城とロックって合わないじゃん」(夫談)
熊本名物「いきなりだんご」や焼きそば、タコヤキの出店が並んでいるのをみて、「あちゃー」と夫は思ったそうです。
(ワシ的にはフェスに出店はつきものなので、「あって当然」「なけりゃ困る」くらいの認識なので、「やったー、出店もちゃんとある」と喜んだんだけど<長丁場のライヴでは水分補給+空腹を満たすモノが必要になるので<しかも出店のレベルが高くて。どの食べ物も美味しかった!福岡の放生会の出店より格段に味は良かった)

ワシなんか最初にこのイベントの事を知った時に即、
「うわー、怒髪天&熊本城!似合うー!!最強の組み合わせだわ!!」とか感動したものなのに。

「このイベント考え出して、このラインナップを決断した人、天才!!」って思ったのに。
(実際、どのバンドも「天守閣を見ながら演奏するのは初めてです」と言いながら、非常に嬉しそうにしていた。ステージからは市街地が一望出来て「殿様気分」になれたらしい)

どうも夫は「初・怒髪天」だったので、どーもバンドの性格をよく理解していなかったようだ。
ワシがアレだけ、「パンクラウド系の良いバンドが揃っているよ!」って教えたのに。

だってさー、考えてもみてよ。
そもそも怒髪天なんて、江戸時代の侍が現代にやってきて、あまりの浮き世の辛さに思い詰めてその揚げ句、やさぐれまくった末に、爆音に載せた愚痴を歌い狂っているようなバンドじゃん?<極論