山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

Wake up!Wake up!Wake up!全曲レビュー その11

ふぃ??、怒涛の一万字感想文でしたね(汗)
でも、まだ、終わらないの。
だって「総評」が残って居るんだもん♪もん♪<バカ

Wake up!Wake up!Wake up! 総評

非常に良く出来たアルバムです。
まず、全体のバランスがとても良い。
ピロウズはどうしても「自然と10曲新曲が出来たら新しいアルバムにする」というルールがあるせいで、一枚のアルバムの中に色んなタイプの曲がありすぎて、「え?どんなバンドだっけ??」と困惑する事が多いのですが(特に「LITTLE BUSTERS」でその傾向は顕著)
ここ最近は割りとアルバム全体の統一感が取れるようになってきてて、前作「MY FOOT」で、「あんなにとっちらかっていたのに、随分まとまるようになったねー」という印象でしたが、今回は更に。
「どの曲も不自然じゃない」「この曲がこのアルバムのこの位置にいるのってすごく自然」という気がして、とても印象が(・∀・)イイ!!ですよ。

それと、全体の流れがとても良い。
自然です。違和感が無い。
「すっすらすらすらーーー」と聴けます。
この感じは「Runners' High」にも似てますね。
あ、「全体の統一が出来ている」「全曲名曲」って感じは、このアルバムに一番近いかも(あくまで個人的感想)

それと、今回は「ライン録音」が良い結果を招いた気もします。

炊き立ての美味しいお米の一粒一粒がキラキラと輝いて立ち上がっているのと似た感じ_で、それぞれの楽器が独立してて(音色とかキャラクターとか)個性的な感じが良く再現できてます。
そしてどの楽器もその瞬間に最も相応しい音を、それに相応しい空間で発している感じ__とでも言うのか?
この「先鋭的なギターPOP」という曲のキャラクターにもよく似合ってますね。

あ?
「先鋭的ギターPOP」なアルバム__と言えば、「Smile」もそうでしたね。
うんうん、アレにも似てますね>今作
あのアルバムも名作だよねー。

結論=売れるんじゃないでしょうか?<希望
すごく良いアルバムなんで5万枚くらいは売れて欲しいなあ(夢が小さい)
OPとEDのSEも面白いですね。
運命の神様が時々振り下ろす鉄槌の音、その隙間。
全曲がその(隙間の)瞬間に見る「夢」って感じで。
最後は目が覚めちゃって、「え?」って。
「なんだか生まれ変わっちゃった感じ」がしちゃうような。
つまり、これって、日々新しい私に生まれ変わる為のアルバムですね。聴くと元気が出ます。