山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ロック教室「ブレイクはしてみたけれど」

と、言う訳で今日で義弟の一周忌です。
この日記を読みに来られた方はお気の毒。
あの自分の事しか愛さずに、自分のためだけに生きて死んだ男のために一瞬で良いから
手を合わせてくださいね。
はい、合掌(-人-)

とまあ、無理矢理お客さんにネット上で一周忌の供養させている勝手な日記へ今日もヨウコソ。

えーっとエレカシの話しは書いてて楽しくなかったですねえ。
ひとりの人間がどんどんダメになって行く様を見てたというのは、後で書き起こす段に
なっても、書いててツライです。

やはり、「売れた」からダメになったんでしょうか?
なんだかそこの所がよく判らないのですがね、未だにワシ。

確かに、以前のエレカシには「表現したいもの」があったような気がします。
それが例え、マイナスの方向のものであったにせよ。

でも、「愛と夢」「グッド・モーニング」「ライフ」と、年を経る毎に出すアルバムの、
回される回数が我が家ですっかり、如実に減っていったのは事実です。
輝きがどんどん失われて、なんとなく「エレカシの形骸だけ」が残っている様を見るのは、
かつてのファンとして、辛い事でした。

これはもしかしたら、本人達にも「自分たちのやりたい事」が見えなくなってきたせいなのではないか?
と勝手に推測しています。
やりたい事も、表現したい事も無ければ、バンドが迷走するのは仕方がない事のように思えるのです。

もしかしたら、それは「売れた」という事とも密接に繋がっているのかもしれません。
手に入れた成功を、名声を、お金を手放したくないと感じたとしたら?
今の売り上げを維持し続ける事が、バンドにとって一番の命題になってしまったとしたら?
「次に生まれ変わる事」はかなり困難な事になるでしょうね。
そんな気がします。

まあ、本当にエレカシの当時の状態がそんな風だったかどうかなんてのは、ワシは知りませんが。
基本、この日記、妄想ですし。
もしかしたら、本人達は単純に、バリバリとやる気満々で迷走していたのかもしれませんしね。
すっかり輝きの失せた曲を作りながらね。

____なんて書くとドコにも救いが無くなっちゃうじゃないですか。
うん、だからやっぱりココでは「やりたい事が見つからなくて迷走してた」って事にしておいた
方が、平和でしょ。