山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

NINE MILESで踊る

うわ、凄い!アタリ!!ドンドンパフパフ??♪
いや、タワレコタワーレコード)の通販で買ったCDが大当たりでした。
試聴してから買ったんですがね。気持ちイイわ?、コレ(ぽわわわ??ん)

NINE MILESの2nd「 Return of the Polar Bear」を買ったんですがね。コレはいいわー!
なんか少女時代に戻ったー!って気がします。
クーラーの無い部屋で大音響で聴いていると、自分が18歳の夏に戻った気がしますぜ<気のせい

最初にレゲエに出会ったのは忘れもしない18の時?<「忘れもしない」と言いつつ、記憶がウスラっているのがご愛嬌
もう当時、既にパンク&ニューウェイヴしか聴かない少女でしたが、当時、付き合ってた殿方(ヒー)が、
「心ある音楽ファンはレゲエを聴かないと」とワシを教育したんですな。
当時はよく判らなくて、しかし、よく判らないなりにもヘヴィーローテーションして繰り返し聴いていると、段々判ってくるんですね、恐ろしい事に。
ボブ・マーリィとサードワールドだったんですけど。

最初は退屈で、何処にも山場が無い音楽に聴こえていたんですが、繰り返し聴くうちに、
「なんだこのカッチョイイ間は!?」とものすごくビックリしましてね。
この「音と音との間」が実に素晴らしい。雄弁な音楽なんです、レゲエって。
しかも、「永遠に踊り続けていられそう」なものすごいうねりのあるグルーヴ感。
土着にして先鋭。マージナルなのにグローバル。
実に魅力的な音楽でして。
もう18のワシはコレにすっかりやられてしまいまして、最後には
「おぉ、なんと素晴らしい音楽だっ!しかもこんなにポジティブで堂々として、開かれた音楽があるなんて。世界は広いなあ!!こんなのシランカッタし!」
と一気に開眼しまして大ファンになったのでございます。

しかし当時は、レゲエ聴いている日本人なんてほんと一握りでしてね。
「レゲエ?はぁ??なにソレ?」ってなもんですよ。
今となっては信じられませんが当時(1979年とか)はそんな感じでした。

しかし、2006年の今、日本で一般的に受け止められているレゲエってのがまた「ワシが知っているレゲエ」とは微妙に_というか、かーなーりーー「別物」でしてね。

このNINE MILESによって久しぶりに「あぁ、ワシが好きなレゲエってコレだった!」と思い出させてもらいました。
この堂々とした歌詞も純正レゲエっぽくて良いぞ、ヒューヒューであります。