山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

ワシ、飲酒する

ワシは酒が飲めません。
…とか書くと一寸違うな。
訂正↓

ワシはお酒に弱いです。
飲めるのは、そうさねえ、ビール1缶くらいなら飲めます。
ウィスキーも滅多に飲みませんが、以前、ホテルニューオータニのバーで他人様から奢っていただいた時は、バーテンダーさんの水割りを作る腕が良いの?か殊の外シングルモルトのウィスキーが美味しく感じられて、カッパカッパと飲みました。
…ん?コレは「シングルモルトが美味しかった」って事なんでしょうかね?

あとは、以前神戸に遊びに行った時、友人のU出氏の細君さまご両親がワシら一家を歓迎してくださり、六甲アイランドにて、豪華な中華を奢ってくださいました(ワシの奢られ人生)
その時、初めて「暖めた紹興酒に角砂糖を入れて飲む飲み方」を教わり、コレがまた殊の外美味しくて、カッパカッパと戴いてしまい、実はこの時初めて人生において「酔っぱらう」という経験をしました。
なんか「ポワ??ン」と身体が気持ち良くなって、激しく上機嫌になったんですね。
コレは「空前絶後の体験」でした。

ワシ、お酒をいただいても、気持ち良くならないんですね、大抵の場合。
顔が赤くなって眠くなるだけです。
で、ソレを過ぎると「スーー」とした感じになって、更に飲んでも一向に酔いません。
ただ、「飲んでいるだけ」って感じで。
つまり、「飲んでてもちーっとも楽しくない」んですよ。

なので、「積極的に飲まない」「外で飲もうという気になれない」「飲まなくても平気」という生活習慣に至った訳です。
なんせ「一生オマエは酒を飲んではイケナイ!飲んだら殺す!!」とか言われても、多分、平気です。
「はい、飲みません」と簡単に天地神明に誓う事が出来ます。

それくらいに酒に対する情熱って限りなくゼロに近いんですよ。
まあ、親族一同「下戸の一族」なんで、成人するまでお酒を飲んだ状態の人を間近で殆ど見た事が無かった、というのが理由の一つかもしれませんが。
それくらいに、情熱がウスイです。

…というのがまあ、ワシの人生45年の感じなんですがね。ここでトンデモナイ事が起きました。
家にちょっとイイ焼酎があって、ダンナが夜中、一人でソレをチビチビやていたワケなんですよ。
で、「美味しいよ」なんて言うから、「飲ませて」って言ったんですよワシ。

…すごく美味しい…
明日も飲んじゃうかもだ(45歳の目覚め)