山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

雨降りの日曜はビデオ三昧

曇り空の下、ボイスと散歩。
雨が降りそうなので、8時前に家を出る。
と、山道を納骨堂方面に向かって降りて行っていると、草刈りをしている皆さんが!?
丁度、区長さんがいらしたので、話しかける。

「スイマセン、町内の清掃は8時からだと思ってたんですけど」と言うと、
「あ、今年は暑いから7時開始にしたと」と言われる(--;
有線放送でも「8時から?」と言ってたように思ったけど、アレは隣の集落の放送だった模様(ウチは山の上にあるので、隣の集落の放送が良く聞こえるのだった)
「気がつきませんで出てませんでした」と一応謝る。
町内会には入ってないけど、年に二回ある町内清掃にはボランティアで参加しているのだ。
「あぁ、ヨカヨカ」と区長さん。

ボイスとロング散歩。
日が陰っていて、風が吹くので散歩もラク
雲が千切れて流れてゆく。

近所に出来たログハウスの居酒屋の前を通る。
「あ、そうだ、昨日オープンだったんだ、ココ」と見るが、早朝の居酒屋は鍵がかかっていて誰もいない(当然)
メニューでも出てないかと入口を見たが、ナニも出てなかった(チエ)

気持ちがいいので遠くまで散歩していたら雨が降ってくる。
小雨がやがてはざんざん降りになり、濡れそぼって帰宅。
シャワーを浴びていると、子鬼が「アタシも?」と乱入してくる。

天気は悪いし、借りてきた100円ビデオはあるしで、「今日は引きこもりの日曜日」と決定する。
まずは、『地球防衛軍』(本田猪四郎監督・平田明彦主演/1958年)を見る。
あまりにもアタマが悪い内容の映画で、爆笑&ツッコミポイント高し!んでもって、往年の名優志村喬が手ぇヌキまくりな脱力演技を炸裂させているのがまたオカシイ。
涙流しながら大笑いのウチに鑑賞終了。

続いて、『学校の怪談4』二回目鑑賞。
ダンナ、時々本気でビビル。

お昼ゴハンを挟んで『初春狸御殿』(木下恵吾監督・市川雷蔵若尾文子主演/1959年)を見る。
以前、美空ひばりの「狸御殿」モノを見たことがあるが、このシリーズは今で言えば、インド製マサラムービーに一番感覚が近い。
レビュー文化の徒花っつーか、日本映画界に余力が溢れていた頃の「イイ感じ娯楽作品」である。
宝塚とか、そーゆー感覚に近い。ダンナと結構楽しんでみてしまった。
裸の河童娘が登場するシーンで思わず照れ、ロマンチックな日傘越しのキスシーンで照れる。
イイトシした夫婦が観ながら照れマクリの映画。