山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

今期最後のハンター、庭仕事

朝の散歩で、久しぶりに「山コース」に行く。
今日(15日)までがイノシシ猟の解禁期間。
だから「ハンターも少ないだろう」という希望的観測で行ってみた。

例の「イノシシ事件」の時に着いてきてくれたハンター氏が、カモ撃ちをしていた溜め池の下にさしかかると、BMWの二人乗りのカブリオレ(シルバーメタリック)が幌をかけて停まっていた。

「こんなところに。野歩きのヒトのクルマかしら?珍しいわね」と思いつつ、溜め池の方を見上げると、20代の若い男性がライフルを片手に溜め池のほとりを歩いているのが見えた。
ハンチング帽を被って、お高そうなホースライディング・ジャケットを着ている。
いよいよもって「このあたりじゃ珍しいタイプ」
このあたりの猟友会のおじいさん連中は、基本的にハンティング・ファッションも「山の手入れ時」の作業服と大差ないし。
オレンジ色のベストを着込んでいるところが違うくらい。
足下は地下足袋だったりするし・・・。

トコロが、このお兄さんは違っていた。
クルマも金がかかっていたが、服装も隅々まで金がかかっていて、「まるでカタログかファッション誌から抜け出てきた!」なお姿。
しかも、手にしたライフルも、ものすごくゴッツイ&デカイライフルで、巨大なスコープまで付いている。
「ナニをハンティングしに来たんだろう?ひょっとして、恐竜?」というくらいの物々しさであった。

でも成果は「ボウズ」であったらしく、手ぶらであった。
う??ん。あとはコレにイングリッシュ・セッターかポインター、もしくはラブラドールを連れて、執事も連れていれば「装備は完璧」だったんだけどねー(そしたら、クルマは是非ともレンジ・ローバーで←サラブレッドでも可)
あ。「お茶のセット」も忘れずにね。

家に帰って、天気がイイので庭仕事。
アッチの植木をコッチに移植し、コンポスト腐葉土を埋めて?埋めて?また埋めて。
薔薇の根本に。エンゼルス・トランペットの根本に。プルーンの根元に。
桃の根元に。月桂樹の根本に。レモンの根本にオリーブの根本に。
ラベンダーの根本に。ローズマリーの根本に。おおでまりの根元に。

何故か今、ラベンダーが満開で、ブルーの花色が美しい。
クロッカスが咲いたら、雄しべを採っておいて、天日に干して「サフラン」にするのさー。
パエリヤに入れて食べるのさねー。

午後から陶芸教室。
楕円の取り皿をせっせと作り続ける。