山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

解体屋って「アウト」みたいな?

朝、ボイスの散歩。

歩いていると、トヨタプログレに乗ったオジサンが話しかけてくる。
「よか犬を連れてらっしゃる!」

どーやらこのオジサンもボイスの「日本犬好きにアピールする変なオーラ」に
「ヤラレチャッタくち」らしい。
「はあ、ありがとうございます」と曖昧に返事をしていると、
オジサン、窓から手を出して「来い来い♪」とボイスにアピール。

ボイスはいつでもドコでも「ヒトに構って貰えればそれでシアワセ」体質なので、
すかさずオジサンの手をペロリと舐める。
オジサン「なんて綺麗な犬なんだ!よく手入れされてますねえ。しかも大人しくて
優しい性格をしている!可愛がられて大切に育てられたのがわかりますよ」だって。ふーん。

「どっちかっていうと、厳しくしつけて育てたんだけどな」と思いはするが、
口に出してはそーは言わナイ。
「あはは、どーもー」と言うダケである。

散歩から帰ってきたら、漁師さんの家のおばあちゃんが近所で行商中。
坂道の下で近所のオジイサンと立ち話していた。

ワシを見て「あ、いらっしゃった!」ですって。(待ってたのか??)
「お魚、何がありますか?」と聞いたら、大きなアジ。(30cmくらい)
「一匹400円」ですって、一匹じゃ家族四人には「とても足りない」わ。
おばあちゃんが持っているアジは残り、三匹。

「どーしたもんか」と迷っていると、近所のオジイサンが漁師さんのおばあちゃんに
「あんた、3匹で1000円に負けチャリなさい」と言う。
「あはは、ソレでお願いします」と便乗するワシ。
「その方が魚が全部売れて、私も助かる」とおばあちゃん。
両者幸せな笑いのウチに話がまとまる。
アジ、ゲット。

一匹と半身を塩焼きに、残り一匹と半身をタタキにしていただく。

以前、西新(半島の入り口にある街・ケッコー都会)に住んでいた頃、
魚のサバキ方は鍛えられたのだ。
西新では半島に近いせいか、魚もトレトレの新鮮なモノが手にはいるのだが、
「自分でさばかなきゃイケナイ」ケースが多かった。

自然とサバキ方も覚えて、ついでに、鶏の丸体(一体丸ごと)のサバキ方も覚えた。

住む場所によって「覚えること」というモノもあるのだな。

コレで殺人を犯しても、バラバラに出来るぞ(大嘘)
ガッテン任せておくんなせえ、バッチリだー♪(不謹慎発言大発生チュウ)