山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

オーツカ家とお出かけ

オーツカ家、一同風邪気味。具合悪そう。大丈夫?
なのに、ボイスの散歩について来る。
「結構早足よ」と言うが、夫婦で一緒に来る。
山はまだイノシシ猟の解禁が終わっていない。
万が一、流れ弾に当たったり猟犬に襲われたりしたらイヤなので、海岸までの散歩コースにする。
お天気が良く、風もナイ。満ち潮なので、浜には降りずにUターン。

オーツカ夫妻、散歩中のボイスをひたすら誉める。
「引っ張らなくてイイ子ねえ」「道草も食わないし」
「ナニ見ても怖がらないのねえ」「言うことよく聞くのねえ」・・・いや、ボイスは普通。
オーツカ家のゴンがかなり特殊。

ポッちゃん亡き後の今、オーツカ家のたった一頭の飼い犬は怯え犬「ゴン」(別館*山麓庵参照)
このゴン。体格は筋肉隆々。贅肉一つついていない、引き締まった体躯。
体重18kgの堂々たるMIX犬。
一見土佐闘犬もしくは、ボクサー系のコワモテ犬であるが、その実「何でもコワイ犬」である。

農家の庭先に「切り干し大根」が干してあれば、もう怖くて前に進めない。
雨が降っていれば、飼い主がさしかける傘が怖くて全然歩けない。
家に来客でもあろうモノなら、犬小屋に引きこもったまま、絶対に顔も出さない(その為、この家に犬がいることに気が付かない人が多い)
誰か知らない人に話しかけられようモノなら、恐怖のあまり失禁する(ワシはソレを知らずに、撫でて失禁させた事がある)

「なんであんなに怯えるんだろうねー」
事情を聞くと、どうも野良の子供だったのを近所の人が拾い、ソレを譲り受けたらしいのだ。
やはり「野良の血」が人間全般に対しての「基本的な怯え」となるのか?
あまりにも、見た目とのギャップが激しい犬、ゴン。
「しつけ治しが必要なのかも」ときゃありちゃん。
8歳でもしつけ治しは出来ると思うよ。ブルース・フォーグル博士の説では。
ゴン、ガンバレ。

二家族で博物館で遊んで、輸入車ショー見学。
ダンナ、1/1スケールの「ミニ四駆」みたいなクルマ(ロータ●社製)にシビレル。

ヤナ●のIさんに会う。
コーヒーをオゴッテ貰う。
「あ、サイトーさん!新型ヴィータ見ていただけましたか!?」のIさんの言葉に凍り付く。
・・・触ってもナイ。ワシら。

デザインがヨカッタのはフィアットアバルト
お目当てのスマートは「家電」のような印象。
でももし、120万円で軽自動車を買うくらいなら、130万円でスマート買うわ。ワシ、やはり。