夕べ、MUSIC LOVERSがエレカシの登場でした。
とてもじゃないが、起きては居られないので録画して就寝。
で、さっき見たんですがね。
「おぉ、やっぱり来たぜ!エレカシ確変!!」(@ガッツポーズ)
一昨年、たまたまの偶然でエレカシの「最近のライヴ」を見まして。
その変貌ぶりに驚いたのは勿論の事、「やっと色々判ってきたんだなあ」と感動しましたね。
「観客は敵ではない」
「自分の音楽を愛してくれている人たち」
ってやっと判ってくれたようで(^^;
その気持ちを素直に楽曲に演奏に繋げられるようになった。コレは素晴らしい事ですよ。
ワシの予感(2006/12/18 (月) 新生エレカシ待望論)が勘違いじゃなくて本当に良かった!です。
特に、夕べのMUSIC LOVERSでの演奏は素晴らしいモノでしたね。
「この音楽が起こす、魔法の一瞬を共有しよう」
「俺たちは一緒だ」
「どこまでもこのまま行こう、みんな一緒に行こう」
「希望は必ずある」
「みんなで幸せになろう」
様々なメッセージを「ガツン」と受け取りましたよ。
確かに受け止めましたよ。
「いやー、本当に良いバンドになったな、エレカシ」と感動して、ふと、夫を振り返ったら。
夫、感動のあまり、涙を流しておりました。
きっと、ミヤジが色々判ってくれるようになったのが、嬉しかったのでしょう。
素晴らしいソングライターでありながら、色々と足りない&かたくなな部分を同時に沢山持ちすぎて、それなのに売れてしまって、それ故その後の不遇の時代、辛酸の時代があったのに。
それでも、エレカシは希望の灯火を掲げて見せてくれた。
確かに、コレには泣かずにはいられませんね。
ワシは以前この日記でも書いたけど、「宮本浩次と山中さわおってクリエイターとしてのスタンスが凄く似ている」と思うんですよ。
(でも不思議な事に、この両者の直接の接点は皆無である。ウルフルズとかスピッツとか。ピロウズをリスペクトするミュージシャン達はことごとく同時に、エレカシにも熱烈なリスペクトを捧げているというのに)
同じように1996年に奇跡を起こし、起死回生を成し遂げたこの2バンド。
でもこの二つのバンドはそれ以降の道のりがまるで正反対なものになり、そして2008年の今、似たような道を再び歩み始めている。
どちらも「この音楽でキミをどこまでも連れて行こう」と歌い、
「一緒に幸せになろう」と歌っている。
この不思議なシンクロニシティ。