山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

「地面師たち」

お休みの日に3日間ほどかけてコチラを見ておりましたんやで↓

www.netflix.com

初めてNetflixで「次が気になる!」とワクワクしながらドラマを見た気がしますw

大体において「配信のドラマ」って、なんかの片手間にだら~~~んと流し見していることが多いもんですから(;´∀`)

ワシの好きな俳優(トヨエツ、小池百合子←すっごいナチュラルに間違えてるw小池栄子です、オクダシュージ)に監督(大根仁)、劇伴(石野卓球)なんだから面白いのは当然ですかね。

 

都内の広い土地を持つ地主になりすまして、デベロッパーや不動産開発業者相手に土地の売買を持ちかけて、巨額の金を奪い去る詐欺師集団のお話です。

それぞれが自分の才覚で相手を騙し、出し抜き、お金を手にしたら風のように去っていくという…クライムサスペンス?になるのかな。

Netflixだから激しいベッドシーンとか暴力シーンが出てきます(でも乳首は絶対に出てこないので、安心←してください)

 

久しぶりに見かけたトヨエツがムチムチと太ってて、悪い顔になってましたねーw

でも、コレはコレで有りでした。

ムチムチと言えば、ピエール瀧もものすごくまん丸いお腹になってて目が釘付けになりました。

自分の妻子に「こんな狭い東京を抜け出してさ!ひろーい土地のあるカナダで家族でのびのび暮らそうや!!」と言うシーンはなんか…ものすごい説得力があって感心してしまいました(なんか色々とこの演技の出どころになったであろう彼の内側に妄想をめぐらしてしまって)

 

ワシの大好きな小池百合子栄子も潜入スカウト(?)のため、旅館の仲居としてテキパキと働くシーンでは、あまりの板のつきように「今すぐなれる…!なれるわ彼女なら、旅館の女将に!!」と思ったほどです(女優さんなんだってば)

マキタスポーツとか怪しい裏社会にも精通したライターを演じるオクイシュージとか。

豪華で見応えのあるドラマでした。

 

…そしたらさあ。

このお話ってモデルになった事件があって。

コチラです↓

ja.wikipedia.org

それをもとにした小説がありまして、それを原作にしたドラマなんですね。

実際にあった「積水ハウス地面師詐欺事件」をかなり忠実にもとにしている部分もあって(社内に頑なに「この取引はおかしい」と忠告し続ける人がいるところとか)

「やっぱり現実はフィクションを超えるなあ…」と感心してしまいます。

Netflixで一番面白いドラマでした。