えーなんか、色々書き漏らした気がするで、今日もこのトピックです↓
下ネタが多めで穴も多いし、なんともストーリー自体が破綻してるっつーか。
「タイトルがまず詐欺じゃん」
な映画ですよ、コレが。
…だってさー。Everything Everywhere all at onceって。
ワシの中では「なんもかんも一切合切いっぺんに」という感じに受け取る言葉なんですよ。
でも、映画中ではそれを成し遂げているのはエヴリンじゃなくて、悪役の女の子の方なんですよ。
全宇宙の、メタバース全部の「自分」の能力を好きに引き出して装着して見せる、一時たりとも安定せずに、話しながらも姿かたちも能力も変わってしまって、メタメタに強い!
ってのが主人公じゃなくて敵役なんですよ。
もしかしたら、この映画、この敵役が主人公って側面もあるのかなあ?と一瞬思いましたが、いやいや、やっぱりミシェール・ヨーが苦労しながら奇行を繰り返して異世界の自分の能力をダウンロードする様子が面白いんだから…
「いっそ、タイトルを変えれば?」(゚∀゚)
とまで思いましたよw
まあ、そんな風に穴だらけの一言で言えば「変な映画」なんですけれども、コレが…なんとも魅力がある映画なんですよね。
まず、レズビアンの娘役の女の子が演技がうまい!びっくりしました。
「SWのブスのローズとはエライ違いやのお!!」
とものすごく感心したんですよ。
それと、お父さん役の俳優さん(94歳だって!!)
「ブレードランナー」で目玉の設計をやってた人だったんですね、中の人。
ブレードランナーでもおじいさんだったのに、エブエブでもおじいさん!!この人の演技もいいんですよ、ほろっとさせて大笑いを引き出してくれます。
ミシェール・ヨー、ジェイミー・リー・カーティスの素晴らしさは言うまでもなく、このファミリーの配役も演技も素晴らしくて、ワシは感服してしまったのです(こんな下品で下ネタだらけの映画なのに)
なんとも愛に溢れた映画で。
地獄の道を歩き続けている修羅の如きワシですら、この映画は愛さずにはいられません。
ただ、問題は。
「バースジャンプ」と呼ばれる「メタバースの遠い異世界にある自分の能力をインストールするために繰り出す奇行」という設定が…
ワシは割りと普段の生活から奇行を繰り返しているので、いざとなったら効き目がないかもしれないって事ですよ。心配です。
ちなみに弐号機もこの傾向があって…心配はつきません。
でもね、日常生活でも奇行を繰り返していると、新しい扉が開くというか、気持ちが切り替わってとても良いんですよ!
みんなもやってみて!!