山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

RICH BUDDIES JAPAN TOUR 2022 @ 博多四次元

昨日は、「行こうかどうしようか」と迷ってたライブに思い切って出かけてまいりました。

それはこちら↓

メールでチケットを予約して、前売り券価格でライブを見てまいりました(こんな事をしたのはMY WAY MY LOVE以来だわ)

出かけた先は「博多四次元」

地図で調べると、「ナイトクラブ」という扱いになってまして。

 

「ナイトクラブでロックのライブを見に行くとか、1982年?のフリクション以来じゃないかしら?」(当時、「ライブハウス」というものはまだ少なくて。昔の名残で博多には生演奏で踊りが楽しめる「ナイトクラブ」という物がありまして…今はもう消えた文化ですが。シナロケとかはその前身がこういうナイトクラブで演奏しているバンドでしたんやで)

 

会場は前ダイエーショッパーズ(現イオンショッパーズ福岡天神)の搬入口の並びにありまして。

「伝説の楽器屋さん」のすぐ向かいにありました↓

※その楽器屋さん

田渕ひさ子さまはここで愛機のジャズマスターをローン組んでお買い求めになったはず…

 

会場はもうね…びっくりするぐらい狭い店内。

立ち込めるタバコの煙。

多数のノーマスクの皆さん。

 

コレだけで治安の悪さが伺えますが(ごめん)

ワシはもう、「コロナに感染しても仕方ないな」と腹をくくりました(大げさ)

 

フロアには最初、20名ほどのお客さん。

最終的には30名ほど入ってたようですが。

うちのリビングより狭い面積にコレだけ人がいるとか、これはもう「大入り」って事でよろしいのではないでしょうか。

 

ワシはかねてから中井敏文さんの音楽のファンで。

一度生で聞いてみたい、どんなライブをなさるんだろう??と思ってたので、今回は「チャンス到来!!」と思い切って出かけたわけですよ↓

実はワシは中井敏文さんについてはYouTubeにおすすめされるがままに聞いてみて、ファンになったので、詳しい御本人の背景とか経歴とか全然知らないんですが。

「大阪でステージから落ちた人」という程度の認識はあります(コラ)

 

そのご本人のソロのステージは、まさに「明るい未来」を描いて見せるエレクトロニカPOPの怒涛!

御本人はキーボードで出てくるのかベース抱えてくるのかまるでわかりませんでしたが。

実際のステージは「ピアニカ」(鍵盤ハーモニカ)でご登場!でした。

ハモンドオルガンで知られるハモンド社のロゴ入りストラップで鍵盤ハーモニカを抱えて打ち込みの音源と一緒に歌い踊り、もうそのモダンさ、新しさ、キラキラとした世界観にすっかり打ちのめされてハートを奪われてしまいました。

3年ぶりに参加したオールスタンディングのライブハウスで年甲斐もなく踊り狂ってしまい、今、古傷が腫れてます(バンテリンを塗り込める)

モダンなネオ関西人(関西人て極端に未来に振り切れたキャラが登場してくる気がするので、そういう人たちをワシはこう呼んでいる)の面目躍如。

素晴らしいものを見せていただきました。

みんな見ろ!こんな珍しいものが見られる機会はめったにないわよ!!

 

「この音楽はヨーロッパの打ち込み系エレクトロニカPOPのフェスとかでやったらオオウケする予感しかない!!」とも思いましたよ。

なんでこんなすごい人がグラフィックデザイナーなんですか?謎は深まるばかりです。