山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

NopeとYep

久しぶりに映画を見に行きたいなーと思いまして。

最寄りの映画館で、その「見に行きたい映画」の上映時間を調べてみたら…

 

なんで早朝と夕方から~しかやってないねん(-_-;)こんな時間じゃ、朝に家を出るしか選択肢がないやん…

その「見たい映画」はこちら↓

最初、タイトルを聞いたときは、「Nopeってあの、Yepの反対語のNopeの事??」と面食らいました。

 

その昔、「赤ちゃんはトップレディがお好き」(1987年)というダイアン・キートン主演の映画がありまして↓

いわゆるコメディ映画なんですけど。

NYのキャリアウーマンで、当時は「ヤッピー」と呼ばれていた第二次世界大戦後のベビーブームで生まれた知的職業についているエリートだった独身の主人公(ダイアン・キートン)が、ひょんな事から赤ん坊(っていうか、1歳半~2歳位?)の女の子を引き取ることになって、ニュージャージーの田舎に住むことになり、仕事はどうする?子育ては!?と奮闘する物語です。

 

その映画の中で、主人公が慣れない田舎生活をなんとかしようとに地元農家のおじさんに話しかけるシーンが有りまして。

その地元の農家のおじさん(ばりばりの田舎の農家の人)と主人公(NYのキャリアウーマン)の会話が傑作で、主人公があれこれ長々と質問した後に、常におじさんの答えが「Yep(そだよ=肯定)」「Nope(ちゃうね=否定)」の単語のたった2つしか出てこなくて、主人公が困ってしまうんですね。

 

田舎の人の朴訥さと、NYのキャリアウーマンといえどもこの田舎ではひよっこという笑えるシーンになってて、印象に残っております。

この映画で初めて、アメリカの田舎の人は「Yes」「No」と言わずに「Yep(「イェップ!」と断ち切るように発音する)」、「Nope…(「ノープ」と眉根を寄せて少し余韻を残して残念そうに発音する)」というと言うことを知ったんですね。

 

まさか、こんな田舎の言葉?が映画のタイトルになる日が来るなんてねw

一応、タイトルと予告編で「なるほど、田舎が舞台のホラー映画かな」ということだけは伝わりましたよ。見に行きたいなー(^o^)