山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

指先を煮え油に浸す

先週なにげに見たこのお料理動画↓

小麦粉と水を溶き合わせてクリーム状にして、ソレにパン粉を付けて揚げ物にする…ほほう。これは卵液を省けるし、簡単ですよね。

「今度試してみよ」と思ってたら、昨日、そのチャンスが巡ってきました。

 

家に安売りしてた国産牛の細切れ肉があったので、

「よしこれを牛カツにしちゃろう」と思ったわけですよ。

 

↑の動画にあるように、細切れ肉に塩を揉み込みまして、叩いて肉をくっつけて平たい塊にしまして。

それに小麦粉クリームを塗りつけてパン粉をまぶし、「よし、油であげましょう」としました。

 

いつもは天ぷら鍋で揚げ物するんですけどね。

「牛肉だし、そんなに完全に火を通さなくてもいいから、フライパンでさっと揚げようかな」と思ったんですよ。

「大丈夫かな?」と思った小麦粉クリームパン粉まぶしは結構ちゃんと衣になってて。

「おおよしよし」と熱くなった油の中へ、衣付きの牛カツになるものを手を添えながら、そっと滑り込ませようとしたら…

 

何故か中指、薬指、小指の第一関節から先が熱くなった油に「スッ」と一瞬、入ってしまいました。

「え?もしかしてワシ、自分で自分の指先を油に浸しちゃった??ありゃ、熱いわ熱いわわわわ」

慌てて流水で冷やし、ケーキの保冷剤で冷やし、氷嚢で冷やし、火傷箇所を圧倒的に冷やす作戦で応戦しますが、めちゃくちゃに火傷した場所が痛いんですなw

 

「どうしよう、久しぶりに火傷とかしちゃった」(ノД`)シクシク

とりあえず、冷やすしか出来ないので、手を変え品を変え、徹底的に火傷箇所を冷やしながらなんとか夕飯を作り終えました。

 

勘で作った実験料理にしては、美味しく出来ましたぜ>牛細切れ肉から錬成された牛カツ

油に浸した右手の指先が痛くても頑張ってレタスと海苔のサラダも作り、紫玉ねぎと鶏皮の酢の物も作り、

「痛いよー」と泣き言を言いながら夕飯を食べて、食後はオフロに入ったのですが、指先をお湯につけると激痛が走るので、右手をお湯につけないようにしながらお風呂を済ませました。

その頃まで延々と火傷を冷やし続けていたので、寝る頃には痛みもだいぶ落ち着いてきたので、寝る前にオロナインを分厚く塗り込めてから就寝しました。

 

そして今朝、もうすっかり火傷は治ってて痛くもありません。

やはり冷やし続けるのが一番大事ですね。