山麓日記帳

全ては消えゆく、雨の中の涙のように

母の葬儀 その5

というわけで。

ワシら4人全員(ワシ、オット、弟、父)で、一旦実家に戻って喪服一式持参でお通夜のために斎場に戻ってまいりました。

家族待合室のお座敷はこんな感じです↓

このお座敷で全員でのそのそと喪服に着替えてから運ばれてきたお通夜のお膳をいただきまして、お坊さんを迎えて読経していただきます。

 

この隙間にも色々ありまして。

そのことを忘れないうちに書いておきます↓

 

その1)熊本に来た日(29日)

父が「足が腫れて治らない 病院から漢方薬も処方してもらっているけど治らない」と言い出すんですね。

見ると、足の甲がパンパンに腫れてて別人の足になってました。

「ああ、これは加齢でリンパの流れが滞ってて、体内を上手く巡ってないんだな」とすぐにわかりましたので、ワシが父の脚を持ってふくらはぎを足首から膝裏に向かって軽く掴みながら何度か下から上に向かって繰り返して揉みました。

「ふくらはぎは第二の心臓ですから、夜にはこうやって足首から膝裏に向かって揉みあげてやってください そうすれば流れが良くなって腫れも引くはずです 自分でも揉んでみてね」

と言っておいたんですね。

するとその翌日(30日)の朝、

父が、「大変だ!足の腫れが引いた!!」と言い出しましてw

見ると、確かに父の両足、象足になってたのがスッキリと腫れが引いてまして(;^ω^)かなり元の姿に戻ってました。

しかも急激に腫れが引いたので足の甲がシワッシワのしわしわ状態になってて思わず笑ってしまいました。

「薬でも効かなかったものが、ワシのこのゴッドハンズによって治ったか」( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \

とか高笑いしてたんですが、本当にマッサージがよく効いたようで。父も、

「今まで頻尿で1時間おきにトイレに行ってたのに、頻尿も治った。もうどうもないぞ!トイレにそんなに行かなくても良くなった!!」と驚いております。

「まあ、治ったんなら良かった、もう少し揉んでおこうか」

と隙間を見ては父の両足をモミモミしてたんですね。

熊本に来る直前にふと思い出して、庭の枇杷の実を庭に落ちてた洗面器いっぱいに収穫して持ってきたんですけど、父がこれを大層喜びまして、「この自然な素朴な甘さがたまらん!うまいうまい」と我が家の野良枇杷をよく食べてたんです。

父いわく「あの枇杷を食べてから良くなった気がする」(;^ω^)

枇杷の葉には薬効があるみたいですけど、実には、βカロテンくらいしか入ってないと思うけど(おそらくマッサージが効いたと思う)

 

その2)お通夜の日に初号機から連絡があり、

「小学校の運動会で行けないからお金送ります。お母さんもお葬式で疲れるだろうから、3万円送るからなにか美味しいものでも食べて」

と言われたので、

「3万円はいらないから、おじいちゃんに弔電を一本打ってあげて、喜ぶと思うよ」

と返したんですね。

 

その弔電が届いて読んでみたら、これがまた素晴らしい文章で、ワシら一同、初号機の幼少時から連綿と続いてきた彼女の優秀さと利発さをまざまざと思い返して思い知らされたのでした。

あの美貌とこの頭脳を持つ女。

最強やん(ワシが生んだんだけどね)